15年以上放置された【お化け屋敷】を【バリアフリーの有機トマト生産拠点】に!

15年以上放置された【お化け屋敷】を【バリアフリーの有機トマト生産拠点】に!
京都府亀岡市の15年以上放置された、お化け屋敷と呼ばれている鉄骨ハウスを、バリアフリーの有機トマト生産拠点に生まれ変わらせたい!

はじめまして。京都クーネルファームの堀と申します。

私たちは京都府亀岡市で農業を営んでおります。有機物をたくさん使って、美味しく、環境に優しく、そして農薬には極力頼らない農業をしております。

私はもともと農家の家系ではなく、ある時『地元でしかできないことがしたい!』と思い立ち、その翌日からは日々ひたすら農業に打ち込んでおります。

今年で農業をはじめて約6年になります。私は今20代で、農業など経験したこともなく、最初は種の播き方すらわかりませんでした。しかし、先輩農家さんに助けられ、たくさんの技術を教えていただき、今日も農業ができています。

非常に大変で悔しい思いもしますが、それを忘れるほどの達成感や喜びがある職業です。

このプロジェクトを通じて、そんな達成感や喜びを全員で共有したいと考えています。プロジェクトが成功すれば極上のトマトもお届けできる予定です。

【プロジェクトの目的】

私達の地元京都府亀岡市には15年以上放置され、朽ちてしまった、約600坪の鉄骨ハウスがあります。

現状、草木が生え放題、鉄の部品は錆び、風や雨でビニールは全て剥がれ落ちています。

その鉄骨ハウスの中には、当時のお野菜達の栽培に使われていたであろう備品が散乱しております。

そして、地元の学生さん達はその様子を見て【お化け屋敷】と呼んでいます。

私達地元の農家にしてみるとこれほど悲しいことはありません。

元の持主の方はすでに離農されており、権利も相続されておられます。

管理状態は上記の為、借り手や買い手は見つからず、残念ながらおそらくこの先もずっと放置されていくと感じております。

しかし、キチンと修繕すれば非常に立派で災害にも強いお野菜達を栽培する拠点となります。

「仕事になるかわからないけども…」と、他府県におられた専門業者に頼み込み、現状確認をしていただきました。

ビニールの張り替え、錆びてしまった部品の交換、整地、使えない備品の破棄、それができればこの施設を

15年以上放置された【お化け屋敷】を【バリアフリーの有機トマト生産拠点】に!
京都府亀岡市の15年以上放置された、お化け屋敷と呼ばれている鉄骨ハウスを、バリアフリーの有機トマト生産拠点に生まれ変わらせたい!

再興することは可能だ。と、お見積りをいただきました。

そして、そのお見積りの金額に目を通したのですが、目玉が飛び出しました。

【プロジェクトの経緯】

行政や先輩農家さんを頼り、やっと持ち主様に辿り着き許可を得て、知り合いの建築業者さんに整地のお見積りを出していただき、有機栽培の技術を勉強し、障がいのある方でも働ける拠点になれば!と思っていたのですが、あまりにも大きな金額で諦めかけていました。

そんな時に知り合いからクラウドファウンディングをしてみたら?と教えていただき、何もわからないながら、自分で調べたり、教えてもらって今回掲載させていただきます。

【大まかな費用一覧】

・土地建物代金 200万円←自費

・整地費用 200万円←自費+DIY

・バリアフリー化 福祉施設の方に相談してDIY

・その他備品や灌水設備等諸々にかかる費用←自費+DIY

・ハウス修繕費2000万円←約1/3は補助金+今回のプロジェクト+不足分を借入予定

【バリアフリーについて】

バリアフリーにこだわる理由ですが、数年前に、ある女性が台風の風で吹かれた看板の下敷きになり、半身不随になるという事故が報道がされておりました。

その報道を見たときに、これはあり得ないことではないな、もし自分がこうなっていたらどうしただろう?と真剣に考えました。

全く答えは出ず、今でもわかりません。

報道されていた女性はとてもお若い方でしたが、非常に逞しく、それでも夢を追い続けておられました。

しかし、一度は絶望されたとお察しします。

そんな時に、あの農家なら働ける環境が整っている!と一つでもそういった方の希望になりたいのです。

そして、そういった方々が安心して働ける環境を今後も作って行きたいと考えており、今回の鉄骨ハウスでは、室内且つお野菜たちの中では比較的軽量であるトマトであれば可能ではないかと考えております。

【少量土耕有機栽培トマトの紹介】

少量土耕の有機栽培で育ったトマトは非常

15年以上放置された【お化け屋敷】を【バリアフリーの有機トマト生産拠点】に!
京都府亀岡市の15年以上放置された、お化け屋敷と呼ばれている鉄骨ハウスを、バリアフリーの有機トマト生産拠点に生まれ変わらせたい!

に味が濃く、糖度も高いです。さらに有機液肥を与えることにより更に味が濃くなり、水々しく本当に美味しいです。そして、甘さだけではなく酸味もあり、甘さと酸味のバランスが絶妙です。

職業柄様々な地域の色々なトマトを食べてきましたが、私はこの栽培方法で作ったトマトがダントツで一番でした。2歳になる私の子供はこのトマトが大好きで、フルーツよりもこのトマトを欲しがります。

収穫は少し先になりますが、リターンにはこちらのトマトを収穫してすぐにお送りさせていただく予定です。

【リターンについて】

〜有機物たっぷりで育った減農薬野菜〜

お野菜達は化学肥料を与えると一気に大きくなってくれますが、有機肥料で育てると大きくなるのに時間がかかります。しかしお野菜達にとっては、その時間がうまみをため込む貴重な期間となります。一番差を感じるのは味の濃さです。たった一口で違いを感じられます。ジュワッと水分が溢れ出し、自然な味わいが口いっぱいに広がります。そんなお野菜達をリターンにご用意しております。

また、農薬についてですが、私どもはスケジュール的な農薬散布は行っておりません。虫が発生した場合も天敵(アブラムシ発生時はテントウムシなど)を放ったりして、ギリギリまで見極め、なるべく農薬に頼らない栽培を行なっております。

大量発生でやむなく使用する場合はありますが、それとは逆に、例えば冬場ですと一回も農薬を使用せずに収穫をむかえる場合もございます。

そういった栽培方法ですので、お届けするお野菜たちの中には、虫が一足先に味見してしまったものなどもあるかもしれません。見た目は決して最高ではないです。しかし、味は間違いなく自然そのものです。

【おおよそのスケジュール】

プロジェクト終了後、約1年間で整地と修繕、設備の入れ替えを行います。

その後トマト苗を定植し、収穫を迎える予定をしております。

ですのでリターンは来年(2022年)6、7、8月頃にお届けする予定です。

リターンが少し先の時

15年以上放置された【お化け屋敷】を【バリアフリーの有機トマト生産拠点】に!
京都府亀岡市の15年以上放置された、お化け屋敷と呼ばれている鉄骨ハウスを、バリアフリーの有機トマト生産拠点に生まれ変わらせたい!

期になってしまい申し訳ありません。他のお野菜で、とも考えましたが、やはりこのトマトを味わっていただいた時に達成感を一番感じるのではないかと思い、リターンはトマトをメインにしました。

【災害時と農作物のリスク】

大きな災害に見舞われた場合や、予期せぬ事故等が発生した場合、リターンをお送りすることが困難になる可能性、または遅延する可能性がございます。そして、天候や気温などの影響によりリターンをお送りする時期が変更になる場合もございます。ご了承ください

【最後に】

ここまで読んで下さり本当にありがとうございます。

クラウドファンディングという形で、諦めかけていた目標に向かって再び動き出せた事を非常に嬉しく思います。もし、仮に本当にこのハウスでトマトを実際に仲間と収穫できたとするなら、その時の達成感と感動は格別だろうと感じております。それに、その達成感と感動を共有できる方が大勢いらっしゃるというのは想像するだけでもすごくワクワクします。

しかし、非常に金額も大きく、困難な目標でもあります。ですので、なんとかお一人でもお力を貸していただけると嬉しいです。

もしよろしければ【地域のかかえる問題】と【バリアフリーの職場の構築】を極上のトマトを食べて一緒に解決、成功させましょう!

どうぞよろしくお願いします。


元サイト
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