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【聴くものも、演奏するものも満足できる音楽を!】大阪交響楽団支援プロジェクト
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私ども大阪交響楽団は1980年創設の、大阪の堺市に拠点を置くプロ・オーケストラです。
大阪交響楽団 ©飯島隆
コロナ禍でオーケストラは、1年間の事業規模のおよそ25%にのぼる1億2000万円もの減収を被り、経営状況は大変厳しい状況に立たされております。
この危機を乗り越え、今後ともファンの皆さまや地域の方々へ音楽をお届けするべく、楽団の減収の補填を目的としたクラウドファンディングを実施する運びとなりました。
一介の主婦が強い情熱で創設した『なにわの肝っ玉オカンのオーケストラ』幼稚園の講堂をお借りして発足後初めてのリハーサルに臨む
初代音楽監督・常任指揮者 小泉ひろし氏(左)と永久名誉楽団代表 敷島博子(右)
当時のオケトラック大阪交響楽団は1980年に「大阪シンフォニカ-」(当時)として誕生いたしました。国や自治体などから公共的な支援もなく、一人の女性、敷島博子(永久名誉楽団代表、2019年5月没)の強い情熱で創り上げられたこのオーケストラ。数多の危機を乗り越え今年で創立40年を迎えました。『聴くものも、演奏するものも満足できる音楽を!』をモットーに、ファンの皆さまに愛されるオーケストラを目指し日々活動しております。
名誉指揮者 外山 雄三 ©飯島隆
日本最長老と最若手の指揮者が連なる大阪交響楽団
外山雄三は2016年~2019年までミュージック・アドバイザーとして、2020年から名誉指揮者に在籍しております。外山は今年5月に90歳になる最長老ですが、その豊富な経験値と音楽家としての真摯な取り組みが楽団の音楽的なレベルの向上につながりました。作曲家としても2018年に大阪交響楽団と「外山雄三/交響曲」を初演するなど日本音楽界をリードし続ける存在でもあります。
2019年からは第17回東京国際音楽コンクール〈指揮〉で2位ならびに聴衆賞を受賞した太田弦(1994年生、写真↓)が正指揮者に就任し、最若手のフレッシュさと勢いも楽団の幅に加わりました。
正指揮者 太田 弦 ©Takafumi Ueno
2000年に本拠地を堺市に移転いたしました。堺市では定期的に学校公演や地域のイベント、公共施設等でのコンサートを実施しております。また2019年からはフェニーチェ堺と連携し地域の皆さまにクラシック音楽を気軽に楽しんでいただく場を企画しております。
2019年12月22日 フェニーチェ堺での「バーンスタイン’sスペシャルセレクション」 ©飯島隆
堺市役所 展望ロビーでのコンサート堺市文化振興財団の事業で堺市立小学校への出張授業
子ども達に音楽を届けたい
2013年から堺市文化振興財団の事業として堺市内のこども園、小中学校に伺って演奏や出張授業を実施し、64校園以上に訪問してきました。
被災地支援
2014年には堺市の文化芸術による被災地支援事業の一環で東日本大震災の被災地・岩手県大槌町、宮城県石巻市、岩手県宮古市などで小編成公演、オーケストラ公演を実施し、その後5年間に渡り地域の方々と心の交流を深めてきました。
2014年7月 大槌町での演奏
そして2020年3月から、緊急事態宣言の発令期間を含め4か月間、約100公演近くが中止もしくは延期となりました。その損害は1億2000万円にもなり、経営状況は非常に厳しい状態となりました。現在も先行きの見えない新型コロ