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【あしなが学生募金】遺児の現状を皆さんと変えたい!
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はじめまして。あしなが学生募金事務局・企画担当の菅原紘輝(すがわらこうき)と申します。
あしなが学生募金事務局では、毎年春と秋の2回に街頭募金をおこなっています。いただいた暖かいご寄付は全額を一般財団法人あしなが育英会に寄付し、半分を日本国内の病気・災害・自死によって親を失った子供たちや親に障がいがあり働くことが困難な子どもたちの奨学金として、もう半分を世界で最も貧困な地域といわれるサブサハラ・アフリカの高等支援として使われます。
しかし、新型コロナウイルスの影響で今年は春と秋の街頭募金が中止になり、このままでは奨学金の資金不足により、進学をあきらめてしまう学生や退学せざる得ない学生たちが増加しえません。
日本では7人に1人の子どもが貧困状態にあります。その貧困状態の遺児たちは経済的な理由で、どれだけ意欲があったとしても専門学校や大学への進学は厳しく、夢をかなえることができない遺児たちが多くいます。そして今年は新型コロナウイルスの影響でさらに生活が経済的に厳しい状況になっている家庭がたくさんあります。
周りと家庭環境が違うだけで、どれだけ成績が優秀でも、誰よりも勉強する意欲があったとしても、経済的な理由や早く就職をして家族の負担を減らいしたいという気持ちで進学をあきらめる遺児は少なくありません。
そんな遺児たちの声を気持ちを、遺児の現状を社会に訴え、多くの遺児たちの夢を支え続けているのがあしなが学生募金です。奨学金があることで進学をし、夢に向かって挑戦する事が出来ます。今年度は春に続いて秋も街頭での募金活動が中止になってしまいましたが、遺児たちに夢に向かって挑戦してほしいと伝える立場に私たちが諦めるわけにはいきません。募金活動の場をオンラインに移し、みなさまにはご理解と、ご支援を、遺児たちにはエールを呼びかけていきたいと思います。
私自身、遺児の一人です。
母子家庭で育ち、経済的な理由で進学をあきらめようとしました。私には双子の弟がいます。障がいがある母に、兄弟二人を同時に進学させるという負担を強いることは不可能だと思っていたからです。しかし、あしなが育英会と出会い奨学金を利用することができたおかげで、兄弟二人とも無事に大学進学することができました。あしなが奨学生になったあと、私と同じような遺児家庭で育った学生たちが主体となって運営する『あしなが学生募金』と出会いました。私と同じような境遇にある多くの遺児学生たちと出会い、交流するなかで、過去の自分と同じように夢を諦めようとしている後輩遺児たちがまだまだたくさんいることを知りました。そしてコロナウイルスにより遺児たちはさらに苦しい状況に陥っています。いま、苦しい遺児たちに夢をあきらめないように、そして夢に向かって努力できるように、みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いします。
さいごまでこのページに目を通していただきありがとうございました。
本キャンペーンでいただいたご寄付は全額、一般財団法人あしなが育英会への寄付となり、あしなが育英会が支援する遺児学生(日本・アフリカ)のための奨学金として使われます。
※今回の取り組みはAshinaga Global 100 Challengeの一環であり、一般財団法人あしなが育英会と連携して取り組んでおります
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けし