SDGsが唱えられファッション業界が変わろうしていた矢先に始まったコロナ禍。ファッション業界だけではなくライブハウスや舞台などエンタテインメント全般や飲食業界、観光業界。ありとあらゆる職業がその存在意義を問われているようなそんな感覚を覚え、
ファッションに何ができるだろう。。。そんな気持ち抱えていました。
オシャレをすることはいつだって楽しく、便利な機能や質感の良い素材はいつだって心地よく、幸せな気持ちにさせてくれました。
ですが、現実として、その裏で廃棄される不振品や余剰在庫。ディスカウントを前提に値段設定されているもの。それがゆえ手間のかかる工程はどんどん省かれコストカットされ効率だけが優先されるような現場を見てきました。
高価なものがよいという意味ではございません。
使い勝手の良いもの、デザインが気に入っているもの、質感がいいものなど、お気に入りを修繕しながら擦り切れるまで。料理人の包丁がペティナイフのように小さくなっているとキュンとします。
日本には勿体無いという考え方がありました。
ブランドネームの由来の一つです。あえて一般的な牛革を使っていません。
馬革は耐久性が強くその中でも今回使ったコードヴァンはレザーマテリアルの中では最高クラスの耐久性があるとされる素材です。鹿革は軽く、柔らかく、しなやかです。その組み合わせに魅力を感じました。
日本では恐らく牛革より先に使われその歴史は千年以上と言われています。
その堅牢性はもちろん、カットオフで使用できるので縫製を極端に減らすことができ、且つオイルアップや摩擦により銀面が磨かれ傷が消えるなど様々な特性があります。
その中でもエイジング、経年変化は最大の魅力ではないでしょうか。そんな魅力を余すことなく楽しんでいただけるようミニマルなデザインに仕上げました。また革の破れや裂けの補修、生産過程に必ず出てしまう余り革(端材)を有効活用すべく、kin-tugiという技法を考えました。破れた個所をカット、新しく縫い合わせ、縫い目近辺に金と銀でペイントすることで、陶芸における金継ぎを表現しました。こんなことが出来るのもカットオフで耐久性を保てるレザーならではです。
手のひらサイズのコンパクトさでありながらお札も折らずに収納。鍵もカードもコインもALL IN ONE。
このサイズ感を体感すれば他の財布には戻れないかも。
ポケットに入れれば財布を入れるためのバッグにサヨナラです。
リターンについて
今回のリターンは巻き付けるように収納するコンパクト財布、maki-mono(巻物)。と、
kin-tugi加工を施したin-low(印籠)。
どちらかとパワーストーンを内包したキーリングyak-yoke(厄除け)をセット。
*下記商品名をクリックすると商品ページにいきます。
maki-mono
in-low
yak-yoke
資金の使い道
ブランドの運営費と商品開発に使用したいと思っています。
希少な素材と1点1点手作りですので沢山は作れませんが頑張ります!
よろしくお願いいたします。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。