「体験型クラウドファンディングストア」とは、クラウドファンディング発の魅力的なプロダクトを発見・体験できる、オフラインのストアのことです。当ストアには従来の店舗とは異なる特徴が3つ存在します。
突然ですが、以下のプロダクトをご覧ください。
・シリコン製の曲がるグラス
・重量が体感50%軽くなるリュック
・宇宙の香りがする香水
このプロダクトを見て、あなたは何を思いましたか?「曲げてみたい」「背負ってみたい」「嗅いでみたい!」私たちも同じ気持ちです。思わず触ってみたくなる、これらのプロダクトの共通点。それは、クラウドファンディング発だという点です。
見ての通り、クラウドファンディング発のプロダクトはクリエイティブで、想像を超えるアイデアが落とし込まれています。しかも、ただ斬新なだけでなく、徹底的にユーザー目線。そこには、生産者のこだわりや想いが細部に織り込まれています。
このストアでは、そんなプロダクトの中でもとびきり魅力的なものを厳選し、大阪梅田の巨大ショッピングモール、HEP FIVEに集結させます。
クラウドファンディング発のプロダクトには一つ、深刻な問題があります。それは、ネット越しの情報だけではプロダクトの魅力が十分に伝わらないという問題です。なぜなら、これらのプロダクトは実際に触らないと特徴をつかめないから。そこで当ストアでは、プロダクトの魅力を100%お伝えするため、最新型の店舗システムを採用しました。
それがRaaS (次世代型小売システム)です。RaaSとは、店内に複数のブースとよばれる展示スペースを設置し、それらブースを企業に提供します。企業はそのブース内でプロダクトを展示し、付属のタブレットがプロダクトの魅力をユーザーに伝える。そのようなシステムです。
では、従来の店舗と何が違うのでしょうか?このシステムを採用することで、当ストアでは次の3つのことを可能にしました。
ーープロダクトの「体験」ーー
従来の小売店舗では「販売」が主な目的でした。しかし当ストアでは、プロダクトの販売が主な目的ではありません。最も重要な目的であり、価値を置いているのは「体験」です。
先ほど述べたように、クラウドファンディング発のプロダクトは、オンラインだと魅力が伝わりにくい。なぜなら、実際に体験しないと特徴を掴めないからです。そこで当ストアでは、「見て」「聞いて」「嗅いで」「触って」体験することで、そのプロダクトの真の魅力や価値を実感できるようにしました。
例え購入しなくても、ストア内を歩くだけで「体験」を十分に楽しむことができます。
ーー来店の度に「新たな発見」ーー
従来の小売店舗の場合、陳列されている商品は基本的に変わりません。なので何度か来店するうちに「新たな発見」はなくなっていきます。一方で、当ストアでは常に「新たな発見」の提供が可能です。
なぜなら、ストアで展示されているプロダクトが頻繁に入れ替わるからです。それにより、来店の度に新たなプロダクトを「発見」することができます。
プロダクトの入れ替えによって、お客様は何度でも、新鮮な気分でストアをお楽しみいただけます。
ーーアイデアと物語の伝達ーー
クラウドファンディング発のプロダクトには、アイデアと生産者の想いが込められています。そのアイデアの緻密さや想いの強さは、いつも私たちの想像を遥かに上回ります。
そうしたアイデアや生産者の想いも楽しむため、当ストアでは、プロダクトごとにタブレットを設置しました。そしてタブレットには、製作秘話やこだわり、アイデアを