フィンランドで出逢い、意気投合したヴァイオリニスト & ピアニストによるデュオ「ウニケコ」
舞台裏の2人
デュオ “ウニケコ” のプロジェクトページをご覧頂き、有難うございます。
フィンランドを拠点に活躍するヴァイオリニスト藤田有希と、ノルウェーで研鑽を積み、東京で活躍するピアニスト安保美希の‟希望”のコンビです。
「ウニケコ」とはフィンランド語でねぼすけという意味ですが、音楽に対しては情熱的でパワフルな二人が北欧の音や魅力をお届けしています。本プロジェクトについて、是非お目通し頂ければ幸いです。
海外旅行どころか自宅から出る事すらままならない今、北欧へと旅した気分になれるようなCDをつくること。
フィンランドの首都ヘルシンキにある大きな岩をくりぬいた中に造られた教会は、天井がガラス張りで太陽の照明によってさまざまな表情が見られ、音響効果も抜群。コンサートホールとしても使用されている素晴らしいこの教会で収録予定です。
10年以上フィンランドに住み、北欧各地を旅しながら出逢えた民謡、古くから受け継がれている伝承歌から、それぞれの地で大切に守られてきた音楽文化や情景を余すことなくお届けいたします。
テンペリアウキオ教会(ヘルシンキ)
ヒュッゲとは??(プロジェクトをやろうと思った理由)
ヒュッゲという言葉をご存じですか?
”居心地のいい空間”を指す言葉で、珈琲を飲んだり音楽を聞いたり、1日1回ヒュッゲを作る習慣のある北欧各国では、大切にされている言葉と文化です。
おうち時間が増えた今だからこそ、教会に響く神秘の音をお届けできるのでは、と
一度は諦めたフィンランドでのCD制作を実現させるために動き出します。出会いはフィンランド。学生としてお互いに刺激をし合う仲でした。
お互いの音へのこだわりに惹かれ合い、幅広い方々に北欧の音楽を楽しんでもらいたいという共通の想いを持つようになりました。
帰国時には、演奏会に限らずこじんまりとしたカフェといったアットホームな空間での演奏や、フィンランド公式サンタクロースと都内幼稚園を訪ねて演奏のほか、フィンランドでは日本の小説とフィンランドの現代音楽を融合させた音楽イベントを展開。
アルカディア書店(ヘルシンキ)
企画立案の段階から選曲やプログラムのテーマ設定にも丁寧にこだわり、それによって活動の幅も広がっていきました。たとえば、北欧各国のアーティストとのコラボレーションや、民族楽器のテイストを取り入れたアレンジといった機会にも意欲的に取り組み、積極的に参加しています。幅年齢層の方々に北欧の魅力を伝えています。
また近年は、特に北欧歌曲に力を入れ、メンバーの互いの留学経験を生かし、各国それぞれの独特な言語の特徴、民族の違いなどにも親しむことができるトーク・コンサートをお届けしてきました。
コロナ禍では、遠く離れてはいながらも音楽を共に奏でていきたいという二人の想いを繋いで、
毎回さまざまなテーマに沿ってトーク動画を配信し続けています。
2020年初秋、デュオ “ウニケコ”(フィンランド語で「ねぼすけ」)を結成。
五感で楽しめる、気持ちにそっと寄り添う、心に浸透していくような、そんな澄んだ音を日々追求して参ります。
同年11月20日、本プロジェクトのプレ企画として、日本ーフィンランド リモート録音による「北欧からの贈りもの」を全世界に配信(ダウンロード含む)。
*こちらのア