はじめに・ご挨拶
はじめまして、中野晃太です。現在、私は白河光太として二十二世紀の未来を描いた『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』をNOVEL DAYSに掲載して活動中です。
私が興味を持っているのは「科学とは何か?」
そして、日本という世界です。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は未来の日本を舞台にした小説です。
太陽系時代の日本人は海王星の宇宙都市で暮らしており、そこで私たちは家族や友人と過ごしたり、仮想世界で冒険したりします。
このプロジェクトで実現したいこと
プロジェクトの目的は『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』のイラスト集を制作することで、日本のイラストレーターさんたちの活動を応戦することです。
22人のイラストレーターさんに『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の場面を選んでいただき、それを自由にイラストにしていただく予定です。
『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は今から一五〇年後の二十二世紀、人類が宇宙に進出して木星や海王星で暮らしている時代を描いています。また、宇宙都市で暮らしている高校生たちは仮想世界で平安時代や江戸時代、日本の神々や妖怪が暮らす世界で冒険します。
平安時代から宇宙時代まで、宇宙都市内の西洋風の世界から仮想世界の和風の世界までさまざまな場面が登場するのが『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』の特徴です。イラストレーターさんたちには、ここから自分の得意な分野を選んでイラストを描いていただきます。
このプロジェクトは新人育成を目標にしています。プロジェクトが発動すれば、まだ実績の乏しいイラストレーターさんたちは腕を磨くチャンスを得るだけではなくて、実績により彼らが信頼と新しい仕事を得ることにも繋がります。
イラストは一枚15,000円で発注されます。
また、制作されたイラストはインターネットで公開する予定です。
プロジェクトを立ち上げた背景
多くの人がご存じだと思いますが、日本の文化産業は壊滅的ではありません。むしろ漫画やアニメーションなどを筆頭に一部は過剰なほど発展していると考えてもいいでしょう。もっと発展させましょう。それには意味があります。
ほとんどの人々は日本の伝統的な文化を守るために、保護的な政策をとろうとします。たとえば、政府に働きかけて書道や浮世絵の文化を守るためにイベントを開いたり、箏の文化を守るために基金を募ったりという発想を多くの人は考えがちです。
もちろん、伝統文化の直接保護には意味はあります。
しかし、『鬼滅の刃』により書道と浮世絵が注目されたり、『この音とまれ!』により箏に新しい曲が生まれたりすることのほうが正統な保護といえるでしょう。新しい文化の規模を大きくすることは古い文化を守るために必要なのです。
また、文化産業を発展させることは科学技術の発展にも繋がります。
あらゆる商品は文化として私たちのところに届きます。出口を豊かにすることは、土台を豊かにすることに繋がります。動画や音楽が存在しない世界でインターネットは必要なく、すぐれた食文化の存在しない世界で輸送技術は必要ありません。
イラスト文化は日本の産業のもっとも強い部分です。
クラウドファンディングで弱い産業を守るだけではなくて、強い産業をさらに強くすることで弱い産業も強くしていきましょう。
また、『太陽神の巫女-AmaterasuCard-』は「科学とは何か?」を扱っています。
このプロジェクトは日本文化だけではなく、若い人