森が生み出す循環型社会 踊りの街、郡上市から長良杉で作る薪、ペレットの製造販売

工場から発生する樹皮のこ屑、端材など再生可能な資源である木材です。そして着火性に優れ他の木材燃料にくらべ含水量が少なく圧縮されておりチップなどをそのまま燃やすより大きな発熱量が得られるのが木質ペレットの特徴です。

ペレットストーブがもたらす力と効能

CO2の削減そして低コスト

写真提供 株式会社奥美濃プロデュース 〒501-5124 岐阜県郡上市白鳥町大島1716-26

常にCO2が降り注ぐ森から発生する、おが粉、小径木、端材からペレットは生まれペレットストーブを使う事によりCO2を削減します。

燃やしても大気中の二酸化炭素を増やさないペレットは環境にやさしい燃料としても注目されています。

燃やした時に排出される二酸化炭素は木の成長過程で吸収したもので大気中の二酸化炭素の増減には影響を与えないとされているからです。

その考え方を(カーボンニュートラル)二酸化炭素中立性と言います。

実際にEU諸国の石炭火力発電所では二酸化炭素排出量を抑制するために石炭に石炭に1~3%のペレットが混ぜられています。また燃料そのものを生産する際に発生する二酸化炭素量においても石油の5分の1 電気の10分の1だと比較するデータもあります。

プロジェクトを立ち上げた背景

近年自動車、家電、衣料にはじまり、あらゆるモノがリサイクル出来るようになりましたが過去日本の経済は消費者の欲望を借り立て、まだ使えるモノを廃棄させ次の商品を消費させると言う事で社会は成り立っていました。その中で林業は一早く還元、循環型の仕組みをとっていました。今後、このプロジェクトを通じて廃棄する社会から還元を取り戻し循環する社会を目指します。

私たちの地域のご紹介

今回のプロジェクトとなる場所は郡上おどり、そして日本の小京都と知られる郡上八幡から車でおよそ10分郡上市大和町神路。約1500平方メートルもの山林です。大和町神路 と言う場所は広大な山々に囲まれた山里です。毎朝森のカーテンに包まれ小鳥の囀りで目を覚ます。郡上八幡から飛騨高山を結ぶ、せせらぎ街道が紅葉の見頃を迎えるこの季節すでに冬の足音が聞こえ始めます。冬ともなればスキー、スノーボード夏ともなれば鮎釣り、ラフティング、キャンプにBBQ。そしてここ数年前には清流長良川の鮎が世界農業遺産に認定されたせいか、道の駅 古今伝授の里やまとには北は北海道ナンバー、南は九州ナンバーと全国からやって来る人々で賑わいを見せる。車中泊をする旅人達は自由な表情を見せ何処か不便さを楽しんでいるようにも伺ます。

真冬の大和町神路

人口3万8千人という小さな町に全国から様々なレジャーやスポーツを求め人が集まる背景には大自然というキーワードがある事だと思います。そして何よりも食の魅力。
この地で最も流通されている飛騨牛の肉質は、きめ細やかで箸を入れるだけで切れる程柔らかく美しい霜降りと口の中でとろける芳醇な香りと味わい山紫水明と謳われる岐阜県の豊かな自然で育てられ優れた技術をもつ生産者たちの手によって安全安心にこだわり手間暇かけてつくられた逸品です。

そして郡上の美味しい水と昼夜の寒暖の差によって美味しく育った郡上のお米コシヒカリ。更には郡上大和の台所でもある郡上旬彩館やまとの朝市には様々な朝採り野菜が並びます。朝採り野菜には前日に貯まった養分がたっぷりと蓄えられ前日の光合成で作りだされた養分が蓄積され朝が一番養分が保たれた状態だからです。

森と食との関係

野菜は収穫してもまだ生きていて呼吸をしています。気温が下がっている朝に収穫す