障害のある子供達のリハビリの機会を継続させたい!in ミャンマー

の国で、人々の力になり夢を叶えましょう。」
マレーシアで最後にそう言葉を交わし、それぞれの国へ帰国しました。

9月のある日、Moeから私の元へ一通のメールが届きました。

そこには、新型コロナウイルスの影響によって、危機に瀕しているMoeトレーニングセンターの状況が書かれていました。

2020年3月中旬、ミャンマー政府から営業自粛要請が出され、一切の収入が途絶えてしまいました。

トレーニングセンターとして使用している建物の賃貸料、職員の給与も60%に引き下げ、プールしていた資金を切り崩しながら半年以上運営をしていましたが、それも底をつきかけており限界が迫っていると緊迫した内容でした。

この8年間積み上げてきた成果がようやく出始めてきた矢先の、新型コロナウイルスでした。

Moeからの手紙(一部抜粋)

「日本も大変な状況であることは重々承知しています。
このメールに気を悪くしたらすみません。
もし出来たら、どんな金額でも構いませんので支援をお願いできませんか?」

Moeの切実な願いを感じ、いてもたってもいられなくなった私は、協力してクラウドファンディングによって資金を集めることを提案しました。

日本でも、新型コロナウイルスによって医療現場の逼迫や経済活動の混乱が続いています。わたし自身カフェを運営しており、日々厳しさを感じている状況です。しかし、日本はその状況でも経済活動は継続しており、また十分とは言えませんが飲食店や福祉事業所に対しての持続化給付金や慰労金等の配布がありました。それらは、歴史の中で少しずつ整備されてきた法制度やシステム等が根底にあります。
一方、ミャンマーでは、2011年に民政移管されましたが法制度の整備等も今まさに発展途上であり、現場への必要な支援はまだまだ十分とは言えない現状です。
日本とミャンマー、国は違いますが、必要な支援を求めている人々がいることは同じだと思います。ミャンマーで少しずつ育ってきた、ミャンマーの障がいを持つ子ども達や家族への支援の灯火が新型コロナウイルスで吹き消されてしまわないよう、どうにか食い止めたいです。

皆様からのご支援どうぞ宜しくお願い致します。

はじめまして。わたしは、ミャンマー・ヤンゴンにあります「Moe Training center for special needs children 」の代表・理学療法士のMoeです。

今年の3月中旬から、ミャンマー政府は新型ウイルスの拡散を防ぐためにすべてのトレーニングセンターの閉鎖を要請しました。そのため、それ以来、障がいのある子供たちのトレーニングやリハビリを停止せざるを得なく、トレーニングセンターの活動は完全に停止しています。このままの状況が続けば、完全閉鎖することも検討せざるを得ません。私は完全閉鎖をしてセンターの運営を止めたくありません。

私は、世界のあらゆる地域が非常に困難な時期に直面していることを知っています。しかし、いま私は手を取り合い、リハビリやトレーニングを必要としている子供たちを支援し続けることができると信じています。

わたしは日本の方々と仕事をすることがとても好きです。シンプルで、自然を愛し、正直なところ、そこがとても好きなのです。そして今回、日本の方々にミャンマーの障がい児支援の現状を知ってもらえたらと思いました。その中で、ご理解やご支援を得られたらと思いこのプロジェクトを企画しました。

第2回 アジア理学療法フォーラム(東京)

私はこのトレーニングセンターを約8年間運営しています。現在、40