北海道産の規格外野菜・果物をスープやスムージーに加工しフードロス問題に取り組む!

北海道産の規格外野菜・果物をスープやスムージーに加工しフードロス問題に取り組む!
身近な北海道産の農産物が形不揃いやキズが原因でハネものになり、日々破棄されている現実と向き合います。 農家さんが大事に育てた野菜や果物が市場では規格外だとしても、しっかりと加工、製品化し、商品ブランディングした上で弊社北海道レーベル株式会社の関係協力先とともに全国で販売していきます。

●ありがとうございます!

このプロジェクトに目を止めていただき、ありがとうございます。
少し、私と会社のことを説明させてください。

北海道レーベル株式会社の代表を務めている小久保 公平(こくぼ こうへい)と申します。
今年で37歳です。

北海道で生まれ育ち、大学卒業後は食品商社に就職。
東京や大阪で主に全国のご当地食材を使用した食品ギフトの企画や既存商品の発掘を行い、全国の百貨店や通販会社へ卸していました。

全国の商品を取り扱い、また百貨店などの全国グルメ催事である物産展を見てきた中で、北海道商品「イメージの良さ」、「味の良さ」、「期待度の高さ」を感じていたものの、マーケットの大半を占める関東、関西向けの商品発信力や、流通させていくためのブランディングの仕方について、まだまだ北海道には課題と伸びしろがあると感じています。

農畜産や水産などの食料生産量が日本の中でも大きな割合を占めている北海道では、その全体量が多いため、目に見えてこないロスの規模も大きいです。

コロナ禍では特に・・・。

そういったマイナスな部分を少しでもプラスに変えていくために、北海道で働いている方々、北海道に関係している方々、北海道に興味を持ってくださっている方々などを巻き込み、継続的に「美味しくワクワクする北海道」を発信していきたいという想いから、北海道レーベル株式会社を立ち上げました。

●商品づくりのきっかけは

まず、形不揃いやキズが原因でハネものとして市場に出回らなかったり、このご時世コロナ禍で行き場を失った農産物を少しでも活用したいという想いが漠然とありました。

弊社が会社を構える北海道小樽市、市役所の農林水産課とも話をしてみましたが、北海道をひとくくりにできないほど、農業規模の地域差であったり、作っている農作物によって規格外の量も変わってくると伺いました。
市場に出回った結果、食べられず結果的にロスになっている農産物もあれば、農家さんの判断で市場に出回る前に破棄しているロスも相当あると聞き、データでは把握しきれない潜在的な食品ロスが沢山あることを知りました。

その上で、農家さんの話を聞いてみると、自発的にロス問題に取り組み、地域の直売所やインターネットサイトで一般消費者へ直接販売する方々もいる一方で、普段の作業に追われる中で規格外農産物に対してなかなか労力を掛けられないので仕方なく破棄しているという方々もいるという現実問題を知りました。

農業の人手不足も深刻な問題です。

農家さんの数が減っている中で、この先自分たちが、自分の子供たちが継続して当たり前のように野菜や果物を食べていくためには、農家さんの手が掛けられない労力の一部を仕事として請け負い、そこに利益を発生させる工夫をし、継続して無駄を減らしていけるシステムが必要だと考え、自分達なりに動いてみようと思うようになりました。

会社を立ち上げ、日々食品ギフトの販売をしている中で、有名ホテルの厨房で修業した料理人の方々や、商品ブランディングの得意なデザイナーの方々、全国の百貨店や通販会社・企業の販促案件など、様々な販売ルートを持つ協力会社と一緒にお仕事をさせていただいており、幸いにもしっかりと商品を売る体制が組める環境になりました。

まずは、農家さんと連携をとりつつ、破棄されている農産物を形やキズなど関係ない付加価値のついた加工食品としてブランディングしてみたいと思っています。

関わる方々でチームを組み、直面している問題に本気で取り組むことにより、地元北海道にとっても必ず良い動きになると