この15年ほど、私は大学生のプログラムでタイのカレン族の村で生活文化体験やボランティアなどのフィールドワークの企画を行ってきました。村の人たちはとても親切でした。そこで聞いた話では、同じカレン族同士での国境を越えた助け合いや交流もあるとのことでした。
ひとたび武力衝突が起これば、何ごともなく暮らしていた人々が当たり前の生活を失ってしまいます。ミャンマーで起きていることも同じです。そして今、カレン族同士の助け合いが行動を起こしていることを知りました。
大国がミャンマーの暴力の停止に何もできないでいる中で、彼らの「同胞」同士の助け合いを応援したいと思い、このプロジェクトを立ち上げようと考えました。
また第二次世界大戦中、日本軍はインパール作戦(インド攻略戦)の失敗で多くの兵隊が敗走中に飢えや追撃戦で亡くなりました。かろうじて生き延びた人たちはビルマ、タイを通って日本に帰国したそうです。その時にカレン族のいる山を通って敗走した日本兵に、カレンの人びとは食べものを提供したりして助けてくれたそうです。
2011年の東日本大震災の時、私はタイのカレン族の村にいました。村の人たちは米作りをしているのですが、自分たちで食べるために備蓄していたお米を売って、そのお金を日本の被災地のために義援金として送ってくれました。
日本人として、それらのお礼の意味も込めて、このプロジェクトを成功させたいと思います。
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※NPO法人インターバンドは非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。
プロジェクト共同起案者:タイのNGO連合体
プロジェクト共同起案者(寄贈枠組み):ミャンマー側の協力団体である住民組織
【クラウドファンディング・オープニングイベント】 クーデター発生から8ヶ月~避難生活を続ける少数民族は今~
2021/10/08 18:00
こんにちは!インターバンド学生インターン生の清水拓人です。インターバンドではホームページの作成とクラウドファンディングのイベント係を担当しています。本日からミャンマー少数民族”カレン族”に向けた人道支援のクラウドファンディングが始まりました!今回のプロジェクトで、ミャンマー南東部(タイとの国境…
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