「何よりも皆さんからの関心がほしい」~ミャンマーの学生の願い~
ミャンマーの学生は、当NPO法人が8月に開催した「ミャンマーの学生と日本の学生:オンライントークイベント」において、「何よりも皆さんからの関心がほしい」とプレゼンテーションを通して真剣な眼差しで語ってくれました。この言葉をきっかけとして、学生インターン9名が自分たちにできることを探求し続けた結果、このプロジェクトを始めるに至りました。
山中の避難生活では、食糧も医療も不足しています。
ミャンマー国軍によるクーデター後、国軍がミャンマー周縁部の少数民族居住地域への空爆を行い、多くの住民が山中で避難生活を強いられるようになりました。避難生活が長期化する中で、食糧や保健衛生といった最低限の必要物資へのアクセスは閉ざされ、また子どもたちは教育の機会も失っています。ミャンマー国内が混乱する中、新型コロナウイルスの拡大もあり、少数民族が暮らす地域での物資調達と配給は困難な状況にあります。
私たちが目指すもの
このプロジェクトでは、山中で避難生活を送るカレン族国内避難民122世帯と14校の学校に通う避難民の生徒843人に対して、食糧、医薬品の物品等の支援を行います。
実施方法
皆様からいただいたご支援を①タイ側のパートナー団体に送金し、②パートナー団体がタイの市場で物資調達、③タイ側から国境までの移送を行い、④ミャンマー側の協力団体である住民組織に引き渡します。そして、⑤ミャンマー側の協力団体が支援対象者である国内避難民が避難生活を送る山地まで物資を移送します。
タイ側のパートナー団体より
※現地で支援活動を行う協力パートナー団体の名前は、彼らの安全面に配慮するため記載することができません。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
※今回のプロジェクトは、あくまでカレンの人々の支援を目的とし、特定の政治的主張は含みません。
学生インターンがプロジェクトに懸ける想い
ボランティアがプロジェクトに懸ける想い
応援者よりメッセージ(五十音順)
資金の使い道
●食糧(2か月分、米13,062kg):63万円
●医薬品(抗マラリア薬、ポピヨンヨード、鎮痛解熱薬、ビタミン剤、経口補水粉末、胃薬、抗ヒスタミン剤):15万円
●移送費用:13万円
●CAMPFIRE手数料(9%):9万円
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合計:100万円
※緊急支援のため、多少変更が生じることをご了承下さい。
※上記はあくまで目安とご理解頂ければと思います。
※目標金額を超えた場合、規模を拡大して支援を行います。
※最終的な支援結果については、報告書を作成します。
実施スケジュール
8月中 キャンペーン活動
・協賛依頼の動画制作
・企業・篤志団体・教会等への協賛依頼
9月 ファンドレイジング活動
・オンライントークイベント開催
10月 ファンドレイジング活動
・クラウドファンディングの開始
・オンライントークイベント開催
11月‐12月 支援活動実施・リターン送付
・タイ側のパートナー団体へ送金、物資調達
・タイ側からミャンマー側のパートナー団体に国境地帯で物資を引き渡し
・ミャンマー側パートナー団体が避難民に配給、完了
・支援者の皆様へのご報告とリターンの送付
・活動記録の取りまとめ
・次回支援計画の策定
最後に (小峯茂嗣 インタ―バンド代表)
カレン族と呼ばれる人々はタイとミャンマーに分かたれて暮らしています。