生殖帯を確認して、雄雌と生簀を分ける難儀な作業があります。
生簀の中には、何年経っても卵を持たないものがいます。恐らく見た手違いで雄でしょう。
1,000尾判別した場合、約半数の500尾が雄です。雄はできるだけ早く魚肉用として出荷します。
■チョウザメの卵の確認
7年目以降の雌のチョウザメは、体長も1mを超え、体重も10kg前後になっていますが、1尾ずつお腹に卵を持っているかの確認をエコー器で行います。卵が確認されたものはサンプル用に採卵棒で20粒ほど取り出して、卵の大きさや状態を確認しキャビアに加工する時期を予測します。
リターン用のコチョウザメは雌雄判別していません。雌の場合は卵を持っている可能性がありますので、お腹を割かない、そのままの1尾をチルドの状態で発送します。
リターンのご紹介
リターン1) 6,000円 コチョウザメ 1尾(血抜き神経締め処理済み) 冷蔵発送
リターン2) 10,000円 コチョウザメ 2尾(血抜き神経締め処理済み) 冷蔵発送
リターン2) 12,000円 コチョウザメ 3尾(血抜き神経締め処理済み) 冷蔵発送
リターン2) 18,000円 コチョウザメ 5尾(血抜き神経締め処理済み) 冷蔵発送
※ すべてのリターンに御礼のメールをお送りします。
※ 毎年夏と年末に実施している「キャビア期間限定特別セール」のご案内をいたします。
プロジェクトで実現したいこと
コチョウザメをキャビア用にと養殖していますが、キャビアとしての事業化を断念しました。コチョウザメは普通のチョウザメが8kg前後に対して、1kg前後で、魚卵も大きさも半分ぐらいです。
キャビアとしては、味は逸品ですが、手間が掛かりすぎて収支が見合わないと判断しました。
今回、雌雄判別していない成魚のコチョウザメを早く処分し、新たな稚魚を養殖したいためプロジェクトに応募しました。
資金の使い道・スケジュール
■資金の使い道
一般的にチョウザメの稚魚から成魚(卵を持つ)になるまでに少なくとも7~8年かかり、その間の餌代や成長に合わせて生簀が必要など、キャビアになるまでの費用が多額になっていることです。
コチョウザメは、初めての試みで4年間飼育してきました。結果として、魚卵は大変綺麗ですが、小さくて商品化できない(手間がかかり人件費等でコスト高になり価格と釣り合わない)と判断しました。
このことは当社にとって大きな痛手になりました。このまま飼育を続けると損失がかさんでいくことになります。かと言って、処分するには貴重な魚で忍びない思いでした。
CAMPFIRE手数料など諸経費を除いたプロジェクトで得られた資金については、別な魚種の購入と飼育
費用に充てさせて頂きます
コチョウザメへの4年間の投資額
・稚魚代、飼料代、電気代、人件費・・・1尾あたり 約5,100円になります。
リターン1) 6,000円の場合コチョウザメ1尾の内訳は
① 見込み送料 約1,470円
② CAMPFIREの手数料及び決済手数料 1,020円
③ 発送資材、人件費 約500円
④ コチョウザメ充当分 2,110円
計 5,100円
新たな稚魚の購入と飼育への投資額(リターン総額1,220,000円)の内訳は
① 見込み送料 176,400円
② CAMPFIREの手数料及び決済手数料 207,400円
③ 発送資材、人件費 60,000円
④ 稚魚購入代(1,000尾) 300