1300年の長い歴史を持つ加賀温泉郷を、未来に繋いでいきたい。

1300年の長い歴史を持つ加賀温泉郷を、未来に繋いでいきたい。
1300年もの歴史を持つ石川県・加賀温泉郷。近年、旅館・飲食店が一丸となってさまざまな取り組みを行い、県内外の集客に繋げていたものの、コロナ禍の影響で観光客が激減。加賀を愛してくださる方や、いつか行ってみたいと思うあなたと一緒に、加賀温泉郷の未来を作るプロジェクトです。

ペーンを行っています。

2012年からは、温泉と音楽の融合をテーマに「加賀温泉郷フェス」をスタート。当初は温泉近くの湖畔公園で開催していましたが、2016年から会場をプロが選ぶ旅館100選にも認定された名門旅館「瑠璃光」を貸し切って何か所もステージを作り「旅館でフェスをする」という、他にはない試みを開始しました。2020年は開催を見送りましたが「今年はフェスがなくて寂しかったので泊まりに来ました」というお客さんの声もいただき、とても嬉しかったです。

<画像提供/瑠璃光>

さらに2018年からはモーニング娘。の加賀楓さんに加賀温泉郷の観光大使を務めていただいたことをきっかけに、これまで加賀温泉郷に来たことがなかった多くのモーニング娘。ファンの方に足を運んでいただけるようになりました。「今はなかなか行きたくても行けないけれど、加賀温泉郷のために何かがしたい」という声を多くいただき、かいねや加賀では加賀さんのファンの方に少しでも喜んでいただけるようにオリジナルグッズ販売にも力を入れています。

石川県内や北陸地方の人のみならず、日本全国の方に加賀温泉郷を愛してもらえることは、本当にありがたいことです。いつも本当に、あたたかい応援をいただきありがとうございます。

とはいえ、やはり「お客さんに来てくださいと言えない」今の加賀温泉郷は、近年かつてない危機を迎えています。存続の危機と言っても過言ではありません。

新型コロナウイルスの影響を受け、緊急事態宣言下の昨年春はほとんどの旅館が休館していました。2020年10月・11月には「Go To トラベル」効果で、前年の売り上げを上回る施設もありました。しかし、冬以降の感染再拡大を受け、再び休館や、休業日を設ける旅館が相次いでいます。平日は営業せず、お客さんが見込める土日のみ営業している旅館も少なくありません。休館中に従業員の研修を強化し、次にお客様が増える時期に備えて力を蓄えている旅館もあります。この状況を耐え抜いて生きています。

それでも正直申し上げて、みなさんが今行きたいと思っているあの場所は、次に行ったときにはないかもしれません。それが今の実情です。
加賀温泉郷を愛してくださる方と一緒に、歴史を未来に繋げていくために

そこでこのたび、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。

どうか、私たち加賀温泉郷の未来を一緒に作っていただけないでしょうか。

皆さまからお預かりした支援金は、合同会社加賀温泉が責任を持って、加賀温泉郷を未来へ繋げていくための活動などに惜しみなく使用させていただきます。

たとえば、「かいねや加賀」では、もっと皆さんに喜んでいただけるような商品を開発し、お届けしていきたいと考えています。オリジナルグッズはもちろん、自宅にいながら旅館を再現できるようなオンラインツアーのような体験の仕組みを作り「旅館のお取り寄せ」を実現すること。

現地では、映画の上映会やアート、ワークショップなどのミニイベントを少しずつ再開していくこと。

オンラインで全国どこからでも参加可能なものも、温泉郷に来たからこそ参加できるものも、どちらの方にとっても楽しめるようなものをどんどん行っていきます。このような状況ですから、もっと気軽にひとり旅を楽しみたいという方を応援できるようなプランも考えていきたいです。

どんなことをやっていこうか、どうしたら加賀温泉郷を愛してくださっているたくさんの方に喜んでいただけるか、そしてもっとたくさんの方に楽しんでいただけるか…。こんなときだからこそ、頭をひねって