◆ はじめに
去る、2019年10月31日 首里城 焼失。沖縄、そして日本中が大きなショックを受けました。その後、沖縄県を中心に、首里城復興に向け多くの寄付が集まり、確実に歩を進めていた矢先、新型コロナウィルスの感染拡大により、観光や物産、飲食、エンターテイメントなど、沖縄県を支える多くの産業が大打撃を受け、先の見えない不安が渦巻いています。
しかし、歴史上も多くの悲しみを乗り越えてきた沖縄県。首里城復興に向けて、そして、この暗いご時世に僅かでも「希望の光」を灯せたらと、プロジェクトに至りました。2021年10月31日に開催。
遊ぶ場所やイベントがなくなってしまった県民へ、仕事で影響を受けている方へ、病の最前線で戦う医療従事者たちへ
“少しでも上を見上げる事ができるように・・・”
沖縄から日本へ、世界へ、「希望の光」が届きますように 。
◆ ヒヤミカチ沖縄10.31projectとは
≪首里城の復興≫
首里城正殿を含む、建物8棟が焼損しました。歴史上も多くの悲しみを乗り越えてきた沖縄県。沖縄の心の拠り所、新たなる沖縄のシンボルとなるよう、首里城の復興に向けて、僅かでも「希望の光」を灯せたらと、今回のプロジェクトに至りました。
ヒヤミカチ沖縄10.31projectでは、首里城火災により焼け残った赤瓦を沖縄県よりご提供いただき、特製のサングヮーを付けたお守りをリターン品として製作いたしました。
※サングヮーとは、沖縄で魔除けとして子供に身につけさせたり、供え物(食べ物)を守護したりと、今も身近に使用されています。お持ちいただいた方を護ってほしいと心を込めて一つひとつ手作業にて制作いたしました。
≪新型コロナウイルスからの復興≫
ヒヤミカチ沖縄。復興を願い明日を照らす光。
花火の光をもって日本中の人の”心”に「希望の光」を灯したい。
花火は日本人の”心”です。幼い頃に親、祖父母に手をとられて見た花火。
兄弟と、友達と、カップルで出かけた花火。子供を連れて出かけた花火。
花火には記憶に根付き”心”に訴えるチカラがあります。あの頃のように、空を見上げ、明日を明るくする「希望の光」となれるように・・・。
花火大会が始まったきっかけは、「享保の大飢饉」です。大飢饉の影響で物価が上がり、疫病(コレラ)も流行し、江戸市民の生活は悲惨な状態だったといいます。
そこで、慰霊と疫病退散を祈願する目的から、8代将軍・徳川吉宗が両国で水神祭を行い、花火を打ち上げたのです。当初は20発程度の小規模なものだったそうですが、これが花火大会の起源といわれています。
≪世界遺産認定20周年≫
日本で「城」と分類される世界遺産8カ所のうち、5カ所が沖縄にあります。
その1つが首里城です。
これらのグスクは“琉球王国のグスク及び関連遺産群”として、平成12年に世界遺産に認定、2020年は、20周年の記念年でもあります。
沖縄のシンボルである世界遺産「首里城」の復興を願い、2020年10月31日20時、今帰仁城跡、座喜味城跡、勝連城跡、中城城跡よりリレー方式で「希望の光」を打ちあげました。
◆そして2021年、今年は
≪地域の花火を地域の子供達たちが作る!≫
このコロナ禍の中、大きなショックを受けているのは大人だけではありません。
子供たちにしては、修学旅行、体育会、部活動による競技大会、その他ほぼ全ての学校行事が中止となっています。
今この瞬間の思い出や経験が大人になるうえで非常に大事だと思います。
ヒヤミカチ沖縄は全国的にも珍しい試