元高校英語教諭が宮崎県で1人、「誰でもいつでも学べる場」づくりに奮闘中!!

元高校英語教諭が宮崎県で1人、「誰でもいつでも学べる場」づくりに奮闘中!!
宮崎県小林市にて、「現代の寺子屋」を運営しています。能力や環境に関係なく、一人でも多くの人に”学ぶことの意義”や”英語学習の身近さ”を感じてもらえるように日々活動しています。今後も個人&地域に向けて”学びの機会”を提供し続けていくために、初めてクラウドファンディングに挑戦します。

関係なく利用でき、また学生は1時間100円、大人は2時間500円と、他の学習施設を利用する場合と比較しても圧倒的に利用しやすい設定にしています。
また、大人一人につき、学生一人まで無料という設定にしています。
親子で来て、お母さんは別室でご自身の資格試験の勉強をしている間に、子どもは宿題→英語活動という利用もあれば、親子で一緒に活動するといったことも気軽に行っていただけるようにしています。

置いてある書籍や学習ツールの一部Learners Meetでは、置いてある書籍や参考書なども自由に使い、学習スペースとしても利用していただけます。また、個々の利用者が”学習面の何において悩んでいるか”を聞き、その解決のためにどういう方法が取りうるか、どんな教材/書籍が助けになるかを提案しています。学習面、生活面における自分の特性の自己分析をしていくことで、
「自分はこうすればできるようになるのか」という発見に繋がり、学習施設等に通い続けなくても、自身で学びを継続することができます。
いまだに学校や塾等の学習施設では、勉強内容そのものは教えてくれるけれど、勉強方法や家で何にどう取り組めばいいかまで指導しているケースが少ない気がしています。

上述のように”1人でも学習には困らない!”という人が増えたとしても、施設としてあり続けることに意味があるとも考えています。

それが「普段の人間関係の枠を超えた出会い、そして学び合い」を生み出せることです。

これは、塾や学校、その他多くの習い事含めて特定の年齢層とのみ関わる場所では得られない学びの形態だと考えています。

振り返りコメントなどの紹介

利用者の中には70歳近くで英語の資格試験に挑戦したり、英会話をされている方もいます。社会人の方や学生が、そうした姿を見て刺激をもらうことも珍しくありません。あるいは逆に、長時間勉強に励んでいる中学生を見て、社会人の方が「私も頑張らなきゃ」と言ってやる気を出すケースもありました。
また、異業種同士での交流や、社会人と学生がお互いの話を通じて発見ができることもあります。

”何かを学びに来ている”という共通認識を持っていることで、初めて出会う人同士でのコミュニケーションのハードルも下がり、新しい人と繋がっていくことができる場になるのだと考えています。

さらにこうした”他者との出会い”は、学校生活に馴染めない児童・生徒にとっても、肯定的な効果をもたらすものでもあります。
実際に、不登校を経験していた生徒が施設を利用し、同年代ではない大人たちとの会話を通じて自信をつけることができたり、その時の自分の状態を肯定的に捉えることができるようになったケースもあります。普段関わっている世界は、ごく小さなものであることがわかると、少し気持ちが楽になります。
特に児童・生徒は自分たちの所属する集団(家庭や学校など含む)を選択する権限を持っていないことも多く、地方では都市部に比べさらに近所の目、他人の評価に大きな影響を受けてしまうこともあると思います。
「学校に行くことは難しい」ことがあったとしても、決して学びを諦めたいわけではないはずです。
Learners Meetは、そうした児童・生徒に学習の機会を当たり前のものとして提供することができる環境を持っています。
また、僕たち大人も、小中高生とコミュニケーションをとることで新たな知見を得たり、これまで考えなかったことを考える機会をもらえたりするので、お互いにとって大きなプラスになります。

②「英語を身近に感じないんだよね」から「英語は当たり前