【手刺繍生地】タイ・ミャンマーの工芸品と彼らの生活を守りたい

【手刺繍生地】タイ・ミャンマーの工芸品と彼らの生活を守りたい
私たちは20年近くタイの手織り綿やシルクを使い商品を作っています。現地の手織職人や縫製職人さんは当社以外にも欧米からの注文や観光収入で暮らしています。コロナの影響で欧米からの注文もなく、観光は日本と同じく大打撃です。さらに彼らは政府補助もなく困窮しています。少しでも足しになればと思い実行します。

私たちは京都で作務衣や雑貨の製造小売をしている(株)一杢(いちもく)と申します。
この度、タイにある縫製の協力工場や現地の方々が新型コロナウイルスの影響で生活が非常に困難になっていることを受け、このプロジェクトを開始しました。日本国内も色々な状況で大変ですが、ご一読いただければ幸いです。
【山岳民族独特の感性「ナガ族・チン族の刺繍生地」】

インド、ミャンマー、タイの国境付近は山岳地帯で少数民族が生活を送っています。
今でもかつての精霊信仰などを大切にしており、装飾品や布などをセレモニーに使っています。

彼らはその独特のセンスで昔ながらの手織りや手刺繍でものを作り出します。そして近年では現金収入のために商品として街のマーケットに出します。マーケットに来る観光客がそれを買い、現金収入を得ています。山岳民族からマーケットへの流通は、生産者⇒問屋(複数)⇒小売店 という形式です。

私がこのナガ族・チン族の生地と出会ったのは、 タイのチェンマイです。チェンマイはタイで2番目に大きい都市でミャンマーとの国境付近にあります。タイの京都と呼ばれるほど寺院が多く、観光客も多い街です。山岳民族がよく生地を供給している街でもあります。現地のウィーバー(織職人)と商談したり、生地問屋を1日中歩き生地を探したりと仕事をしているときに「なんだこのキュートな刺繡は!?」と出会ったのがこの生地でした。

なんとも言えないキュートさと信仰的な厳かさが合わさった素敵な生地です。
店主に話を聞くとミャンマーから上記の理由で持ち込まれている、と言います。私は個人的に数枚購入し自宅のインテリアとして使用していました。
【新型コロナウイルスとタイの縫製工場】

▽カフェやタイマッサージ店、雑貨店、ホテルが並ぶストリートが誰も歩いていない状態に

タイ・チェンマイのビジネスパートナーである縫製工場は私たちの仕事以外に、欧米長期滞在者(バカンス)向けにフルオーダーで洋服の仕事を受けていました。チェンマイの住民のほとんどが観光関連の仕事です。

▽縫製工場のオーナー「オランさん」。観光客向けの小売店も営んでいます。

欧米の観光客向けに1点1点オーダーを受け数週間で仕上げる工場です。縫製が丁寧なので私たちも約20年間、日本で販売する商品の縫製を依頼しています。しかし彼らの仕事は今、私たちが出すオーダーのみになっています。2019年比20%ほどになってしまっています。弊社からは約1年間、在庫商品をなるべくオーダーしたり、注文がないときは縫製職人の給料を寄付して援助したりしていました。しかし我々の努力でカバーし続けるのも限界が出てきました。話を聞くと周辺の店舗や工場も観光客がいないことで軒並みほぼ売り上げがない状態です。日本のように内需が少ないため、本当に仕事がないと聞かされました。
援助・寄付するのでは続かないので、何か彼らに新しい仕事を作らなければいけないと思いこのプロジェクトを立ち上げました。
ぜひご支援購入をお願いします!もちろん「かわいい!」という動機でもOKです。
【ナガ族の生地を使った商品企画・リターン品の紹介】

「何か素敵な商品を作って現地の仕事を作りたい」そう考えた時にナガ族の生地が目に入りました。ミャンマーの政治問題のニュースが私の目をそうさせたのかも知れません。政治的なことへの言及は避けますが、タイとミャンマーの国境近くのカレン族のこともニュースになっていました。余談ですが、彼らの一部はカレンシルバーというとても素敵なアクセサリーを作ります。

商品企画をするときに