田の「こんなお店が欲しい。春の木漏れ日の中のような心がポカポカ満たされるお店をつくりたい。」そんな想いから立ち上がりました。
空間のペアリング 美味しい寛ぎのひとときをお約束します
あれから7年。「お客さまにもっと良いものを提供したい。」その想いを形にし続けた結果、今は「札幌初のペアリングコースのレストラン」になりました。2021年の1月には日本ソムリエ協会のマガジンで副会長が「日本全国のワインペアリングを頑張っているお店を取材するコラム」にてとりあげて頂くほどに成長しました。
お店の様子はホームページより（こちら）
常春TOKOHARUのメンバーは
オーナー 村田 丈明
20歳の頃から食と観光で地元を盛上げたいと、ほうぼうを修行して歩いた私 村田。リゾート会社の営業から、江戸前寿司店で板前修業、外資系ホテルでバーテンダー ソムリエ レストランスーパーバイザー、現在は故郷で町会議員、地元と北海道の振興に努めています。みんなの笑顔が好物の43歳。
HBAシニアバーテンダーの村田 調理技術も生かしたカクテルが得意
ソムリエール 坂田 美咲
飲むことも食べることも大好きな彼女。シェフは相当なこだわりを持った頑固者。彼の料理の傍でワインたちが輝き、お客様の喜びに昇華されるように。大好きなワインをはじめドリンクたちがより幸せになる場所をいつも探しています。「寄り添うペアリングと接客」が彼女の持ち味です。
「おかえりなさい」でお出迎え ほっさせる笑顔が今日も常春TOKOHARUに咲いています
シェフ 澤飯 和広
物静かで一見大人しい彼ですが、外見からは想像できない熱い感性を料理に注ぎます。銀座銘店で料理長も務めたシェフの料理は、香り豊かでメリハリの効いたこだわりのイタリアン。我が道を行くようで絶妙にワインと合うように仕上げてくるのは狙ってのことか、それともソムリエールとの相性か。寡黙な彼は教えてくれません。
魔法のように料理を繰り出すシェフ すべては真っすぐな思いと努力の賜物です個性的な3人ですが、「目指すところはひとつ」。いま創りたいメニューも同じ目線で見つめています。
コロナ禍の絶望から
数々の危機を乗り越えてきた常春TOKOHARUですが、2019年は順風満帆でした。当時まだ認知度の低かったペアリングコースが認められ、下半期の売上も前年に比べて20％以上の上昇。狭く設備の整っていない厨房をやっと改修できるかもと胸を膨らませていました。
。。。ところが、2020年1月新型コロナウイルス感染症という悪夢がはじまります。札幌は被害も大きく、緊急事態宣言やまん延防止など度重なる時短・酒類提供禁止・休業要請に見舞われます。2021年上半期の売上はコロナ禍の前と比べて半分。売上が2割にも満たない月もありました！支援金のおかげでどうにか生き延びている状態です。
喜びを伝えるのが生きがい。美味しいものをつくるのが生きがい。それを奪われるのは生きることを奪われるのと一緒。それほど私たちは落ち込みました。
厳しいのは飲食店だけじゃない。。。と思ったのに
ですが、落ち込んでもいられない。同じく大変だと聞いている生産者さんたちに逢いに行こう。そう奮い立たせて、コロナ対策を万全にしたうえで、生産者さんを訪ねて回りました。
ところが。。。
つらいはずの生産者さんの前向きな笑顔！びっくりするくらいの笑顔！！そして前向きな姿を目の当たりにして憑き物が落ちました。
「自然と共に生きること」満面の笑みからこぼれる言葉が心にさざ波のように広