わかめの廃棄をなくし環境保護と地域活性化につなげたい!新開発「わかめのお塩」

わかめの廃棄をなくし環境保護と地域活性化につなげたい!新開発「わかめのお塩」
一般的には捨てられているわかめの未活用部分を商品化した「鳴門わかめのからだにやさしい塩」。塩味はあるのに、食塩相当量は食塩の約1/2。ほんのりわかめ風味が嬉しい体にもやさしい新しいスタイルの塩ですわかめの本場鳴門から、フードロスを減らし、環境保護につなげたい!ご支援よろしくお願いします

お子さまのいるご家庭や、塩分が気になり出したパートナーや中高年の方々へ、特にお勧めしたい商品です。また、わかめに含まれる水溶性食物繊維は腸内環境を整えてくれるので、美容に関心の高い女性にもお勧めします。近年では、ヨーロッパやアメリカで、美と健康意識の高まりから海藻が注目されてきています。

いつもの塩の替わりに、ぜひお試しください。

フードロスを防ぎ、地域を活性化させる「四国地域循環」の推進

「鳴門わかめのからだにやさしい塩」とともに、今回のクラウドファンデイングのリターン品にさせていただいたソーセージと塩パン。この商品も「わかめ」の未活用部分を活用しています。養豚業者様と連携を取り、ソーセージにわかめの粉末をを練りこんでいます。わかめを食べる機会が少ないお子様にも食べやすい、あっさり塩気とジューシーさがマッチしたわかめソーセージです。また、塩パンも同じようにわかめの未活用部分を粉末にして原料に用いて作られたものです。わかめに含まれるアルギン酸が、パンのもちもち感を向上させます。冷凍でお届けするパンを解凍して召し上がっても、モチモチ感とほんのりわかめ風味が美味しい一品です。

このソーセージは徳島県、パンは高知県の企業とコラボレーションして生まれた商品です。近隣の生産者や企業とコラボレーションを進めることで、四国地域循環システムを、さらに進めていきたいと考えています。

うずしお食品の”伝統継承”と”イノベーション”

世界最大級の渦潮で有名な鳴門海峡。鳴門のわかめは、古く平安時代から朝廷への献上品として高く評価されてきました。その評価は長く続き、江戸時代には地方名産の最高品ともされ、文献にも残されています。当社、うずしお食品は鳴門で最高のわかめ作りにこだわり続けています。最高のわかめを追求し続ける。うずしお食品は、守るべき伝統を継承して、未来に残していく重要な役割を担っています。

伝統の継承とともに、当社が重要視していることがイノベーションです。イノベーションを具現化した一つのケースが、長く実現されていなかった冷凍わかめの開発です。旬の茹でたての食感をそのまま閉じ込めたこの冷凍わかめは、10年以上にわたる研究の末、開発に成功しました(農林水産大臣賞受賞)。

また、自社や鳴門のことだけでなく、日本のわかめ業界全体のための取り組みも重視しています。その一つが、三陸地域のわかめ業者への協力です。2011年の東日本大震災により、三陸のわかめ産業は甚大な被害を受けてしまいました。同じわかめ産業に携わるものとして、三陸の復興のためにできることは何かを考え、わかめ養殖にとって不可欠である種苗の提供や協力を行いました。交流は今なお続いており、三陸と鳴門のわかめ事業者の協力関係は強まっています。同じ国内のわかめの産地「MADE IN JAPAN」として協力し、世界にこの食材を普及させることで盛り上げていきたいと思っております。

開発背景

1. わかめを生産する工程の中で、商品にならず廃棄されている未活用部分や規格外部分を活用した新商品。フードロスをなくし、環境保護に貢献したいと常々考えています。

2. 四国・徳島・鳴門の異業種企業とわかめパウダーを使ったコラボ商品(パン・肉)も開発。地域循環を活発化することを意識し、自社だけでなく、他社や地域の活性化も意識しています。

3. 鳴門をはじめとするわかめ生産者の高齢化が進んでいます。また、海の環境変化でわかめ産業の市場も縮小しています。鳴門を筆頭に全国のわかめ産業を活性化させるきっかけになりたいと考