カンボジアの子どもたちの豊かな学びの場をつくりたい

カンボジアの子どもたちの豊かな学びの場をつくりたい
公益財団法人CIESFは、カンボジアの子どもたちに質の高い教育を届け、「地球益を目指す志をもったリーダーを育てる」ために、幼小中一貫校を運営しています。この11月に新学期を迎える子どもたちのために新しい教室の備品と教材を購入して、より豊かな学びの場をつくります。

カンボジアの子どもたちのために豊かな学びの場を作りたい!
一緒にカンボジアの教室をつくって子どもたちの学びを支えてください

【はじめに】

はじめまして土居清美と申します。シーセフリーダーズアカデミーの学校長をしています。私たちは公益財団法人CIESF(シーセフ)という団体でカンボジアで教育支援を14年間やってきました。2016年にこの幼小中一貫校「シーセフリーダーズアカデミー」をカンボジアに設立し、「地球益を目指す志をもったリーダーを育てる」ために子どもたちに質の高い教育を届けています。
教育こそ改革を、カンボジアから世界のリーダーをつくる

今世界中で目標とされているSDGsのような持続可能な社会をつくるためには、教育こそ改革が必要です。

教師主導型の授業、学年制や教科制といった画一的なシステムではなく、現代社会の問題を自分ごととして捉え、身近なことから、地域、そして世界の課題に目を向け解決するために取り組む横断的な学びが、共に生きる平和な、持続可能な未来を実現していく力になります。

開発途上国であるカンボジアで、その新しい教育の在り方をこの学校で実現し、国内、アセアン、そして世界へ「地球益」(地球上すべてのものにとっていいこと)という考えを広めていくことが私たちのミッションです。

この学校は一部教材費のみ保護者にご負担いただいておりますが、運営費の8割は日本からの支援者様の寄付で成り立っています。教育に強く関心があるけど、高額な授業料は払えないといった親世代は多く、そういった家庭がこの学校を選んで入学してくれています。

今回はこの学校が11月に迎える新学期に向けて、新しいクラスの備品と教材を揃え、子どもたちがより豊かな学びができる環境つくるためにこのプロジェクトを立ち上げました。どうぞご協力のほどよろしくお願いします。

【目次】

・公益財団法人CIESFとは

・カンボジアが抱える教育問題

・幼小中一貫校CIESF Leaders Academyってどんな学校?

・このプロジェクトで実現したいこと

・資金の使いみち

・実施スケジュール

・本プロジェクトへの寄付は税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます

・リターン品

・私たちが目指す未来
【公益財団法人CIESF(シーセフ)とは】

私たちは2008年からカンボジアをはじめとした開発途上国で教育支援をしてきました。

「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」

当財団は、「教育をすべてのはじまり」に、を合言葉に、国が自立するためには人を育てることが重要と考え、「国境なき教師団」を派遣し、教師のレベルアップや教育行政の改善、起業家の育成など人材育成を行い、「地球益」という視点を持って取り組んでいます。

そして2016年に幼小中一貫校「シーセフ リーダーズ アカデミー」を設立し、「地球益を目指す志をもったリーダーを育てる」ことを目的に、子どもたちに質の高い教育を届けています。

  写真:教員養成校で実験器具を使い、指導するアドバイザー
【カンボジアが抱える教育問題】

カンボジアは1980年代の内戦で教育が崩壊されたことが大きく影響し、現在も教員や学校の数が不足していること、そして教員の質の問題など大きな課題を抱えています。また教育行政も1から立て直しが必要であったり、自国で起業できる人が少ないために納税や雇用の面でも問題を抱え、国が自立して発展するためには多くの課題がありました。

私たちは14年間、カンボジアで「人を育てる」という教育の中身の