されます。
コロナ禍で家で過ごすことが増えた今、家の中を楽しくしてくれるインテリアが心を豊にしてくれたらいいな、そして沢山のデザイン関係の方の目にとまるといいな、と思いながら作りました。
ーこのプロジェクト達成後の未来ー
今後は、ヨーロッパを中心に世界のいろいろな国のお店に私の作品が置かれること。個展を開催しより多くの人たちに直接作品をお披露目できることを目標としています。そして、世界各国の人とコラボレーションをしてメグミントのデザインの幅を広げていきたいと思っています。
私にとって、価値観や育ってきた文化の違う人たちと接したり一緒に仕事をすることは私にとって、とても刺激的で、いつも想像力の幅をグンっと広げてくれます。私にとって一番のインスピレーションの源でもある海外との交流は、これからも絶対に欠かせない活動のひとつです!
今回のミラノデザインウィークは、世界最大級のデザインの祭典ということもあり私の思い描く未来にとって、とても大きなチャンスです!
また、現在ドイツのアーティストとのコラボ企画やシンガポールのオンライン展示会への参加を準備中で、今回このプロジェクトを達成できると、これらの新しい企画の規模も大きくすることができます。
高校生だった私がふと見入ってしまったテレビ。夢中で最後まで見たテレビ番組は、職業に精通したチャンピオンを決めるというテーマの番組でした。
その番組を見て初めて「インテリアコーディネーター」という職業を知り、衝撃を受けた私は翌日すぐに本屋へ走り「インテリアコーディネーター」についての本を買い漁り、大学は〝空間デザインを学べる大阪芸術大学へ行こう!〟と決意し大学へ進学しました。
そんな唐突な動機からデザインの世界へ足を踏み入れましたが、創作するほど空間造りの面白さや、木という素材の奥深さを追求する楽しさを知り、どんどんデザインの世界へのめり込んでいきました。
大学在学中は「東京デザイナーズウィーク」の出展をきっかけに、家具デザインの難しさを乗り超える楽しさを痛感し更に技術のブラッシュアップを叶えるべく、家具デザインと木工家具の製作過程が学べるスウェーデンの大学院へ留学し卒業しました。
現地に残りデザイン事務所でインターン勤務後、日本へ戻り2018年よりメグミントデザインを立ち上げ、フリーランスの木工デザイナーとして活動しております。
ー考えを大きく変えてくれたスウェーデン移住ー
大学で学ぶ知識や技術は新鮮で素晴らしいものばかりでしたが、それと同じくらい「スウェーデン」という国で生活することに、多くの気付きがありました。
スウェーデン在住時、私の中で特に大きな影響を与えたのものは「環境に対する問題意識の違い」でした。
友人たちとの会話でも環境についての話題が多く、スーパーへ買い物に行った時にも、それらを感じる場面がたくさんありました。
例えば、私が住んでいた10年前ですらレジ袋はすでに有料でした。ペットボトルを機械に入れるとお金に変えてくれるデポジットの設備もあり、野菜は個包装はされておらず、ナッツやお菓子なども量り売りが当たり前でした。
大学院での授業では環境問題にデザイナーがどう向き合うのか、という命題が必ず折り込まれ、実際にアップサイクルをするという課題もありました。
その中で「安価に大量に生産され、大量に使い捨てられる」という現代社会の消費サイクルを考えさせられたのと同時に、ものづくりに対しての意識に変化が出てきました。
そんな経験から、私がこれからデザインし作っていくものは
大