① はじめに
教師に憧れ教師になった僕。
しかし教師1年目1学期
「辞めたい辞めたい辞めたい」
心も体もボロボロでした。
終わらない仕事。
うまくいかない授業。
どこか落ち着きのないクラス。
そんな中、
隣のクラスが学級崩壊しました。
明日は我が身とおびえながら過ごす日々。
このままじゃ本当に
自分もクラスも壊れてしまう…
なんとかしなきゃ!と
教育書を読みまくる夏休みを過ごし
2学期以降は楽しくなってきました。
クラスに「あそび」を取り入れることで
子どもたちの笑顔も戻ってきたのです。
もしかすると、
日本全国に僕のように悩む先生
我慢しながら授業を受ける子ども
耐えきれず学校に行けない子ども
子どもが心配でたまらない保護者
似たような境遇の人が
いるのではないでしょうか?
そんな人たちの救世主になるのが
「密にならないクラスあそび120」です。
<↓もっと詳しく↓>
② 「あそび」こそ今の教育に必要
「何のために学校に行くのか?」
いい大学に入って、いい会社に入って…
そのためには学歴が必要で…
もうそんな価値観を押し付ける時代は
はっきり言って終わりました。
AIやテクノロジーの発展により
ロボットに仕事が置き換えられたり
新しい仕事が生まれたりしています。
追い打ちをかけたのは、コロナです。
外出が自粛になったり
会いたい人に会えなかったり
息苦しい状態が続いています。
また仕事で行き詰ったり自殺者が増えたり
悲しいニュースが目立っています。
しかし一方で、
コロナでも状況を逆手に取り
事業発展を遂げたり
新しい仕事や仲間を作ったり
ワクワクできる人たちもいます。
この違いは「クリエイティブ」さにあります。
「あそび心」と置き換えてもいいでしょう。
要は、囚われない自由な発想ができたかです。
「クリエイティブ」は、才能やセンス。
そう思う人も少なくないと思います。
僕もそう思っていました。
エジソンやピカソのような天才は別格ですが
「クリエイティブ」は鍛えることができます。
そのために必要なのが「あそび」なのです。
とはいえ、今の社会はとにかく忙しい。
先生も子どもも何かに追われ
遊んでいる余裕なんてない。
しかし「遊ぶか学ぶか」
どちらかに囚われるから困ってしまうのです。
「遊びながら学べばいい」のです。
本書には、遊びながら学べる「あそび」が
多数そろっています。
加えて、
プログラミング、外国語、GIGAスクール
新時代の教育にも対応できるあそびも。
忙しくて心にも時間にも余裕がない…
新しい教育への対応に困っている…
本書は、そんな先生や
子ども、保護者の救世主になります。
③ なぜ鹿児島(霧島)なのか?
僕には保護者や先生から相談がきます。
その中で多いのは、
「学級崩壊」と「不登校」です。
僕は教員時代、
毎年のように学級崩壊を見てきました。
不登校に関しては、
霧島市のとある中学校で
1学年に30人以上(1クラス4~5人)
という極めて多い状況があります。
学級崩壊と不登校は関連がないとは言えません。
どちらも、「心理的安全性」の欠如が原因です。
要は、安心できる居場所があるかということです。
とはいえ、学級崩壊や不登校の原因は複雑です。
1つに特定することは難しく
学校だけに原因があるとは言い難いです。
近年、共働き家庭が増え
親子のコミュニケーションが減っており、
良好な親子関係を築いていくきっかけが必要です。
つまり、本書をきっかけに