コロナで疲れたこころ。アートで埋めませんか?

コロナで疲れたこころ。アートで埋めませんか?
ずっと「刺激」を発信し続けていた舞踏アーテイスト石井則仁が創る癒しの空間。コロナ疲れの人々へ、日常の「余白」を生むためにできること。石井のアートを通じて、心と身体の緊張を解く方法を伝えます

◇はじめに・ご挨拶

皆さまこんにちは
舞踏(ぶとう)家の石井則仁(いしいのりひと)と申します。

僕は17歳からストリートダンスを踊り始め、現在は舞踏集団 「山海塾(さんかいじゅく)」に所属し、自身の活動も含め、ヨーロッパをはじめベトナム、中国、フランス領レユニオン島など27カ国75都市以上で公演を行って来ました。

略歴
2007年 ソロ活動を開始
2010年 舞踏カンパニー山海塾に所属
2013年 ソウルインターナショナルコレオグラフィーフェスティバルにて、総合準優勝のJury prizeを受賞。
2015年 同フェスティバルにて総合準優勝のSCFアワードを受賞。
2021年 元バレエダンサーの草刈民代が芸術監督を務めた「CHAIN of INFINITY」公演に振付家として参加
2021年 7月 東京2020オリンピック開会式出演

昨年より続くコロナ禍にあって、多くの方々が、現在も困難な時間を過ごしています

そして様々な社会的要因によって、無意識のうちにストレスを抱えてしまっている方も、たくさんいらっしゃると思います

今回僕はクラウドファンディングを通じて新たな作品を作り、提供することで、人々に心のゆとりや、深呼吸する時間を見つけてもらいたい

また、「脱力」に関した独自のメソッドを提供する事で、皆さんが心身共に抱えている緊張をほぐしたいと思っています

心に余白がない方

思考がせわしない方

一度立ち止まって、是非こちらの動画をご覧ください

どんな感想を抱いたでしょう?

どこか不思議の国に迷い込んでしまったような、そんな気分になったかもしれません

今見ていただいた動画が、僕が活動している「舞踏」というジャンルのアートです

同じく身体操作によって表現とするダンスとは異なり、一見すると「異様な何か」「見てはいけないもの」を目にした、そんな風に思われる方も多いです

全身白塗りの人間が、動き、うねり、叫ぶ

普段意識しなかった人間の筋肉の動きを強烈に意識する

普段日常生活で当たり前に感じてた物が、実は全く違った見え方をする

それに気付いた時、心の奥底に湧き上がる、えも言われぬ感覚、、

そこに生まれる余白、静寂、、

僕は23歳でこの舞踏に出会ってから、その不思議な魅力に取り憑かれ、表現の可能性を追求しています

◇プロジェクトをやろうと思った理由

コロナにより世界中が大変な状況になった2020年3月以降

外に出ることができない
人に会ってはいけない
何かを求めてはいけない

そんな慢性的な緊張状態が、いつしか当たり前の事として世の中に広がっていきました

閉ざされた空間でじっと息をひそめ、

「いつまでこれが続くのか」「この後どうなってしまうのか」

と、

終わりの見えない状況に押し潰されそうになりながらも、必死に暮らしている方々がたくさんいます

僕は作品を通じて、そんな空気を緩めるための空間を、皆さんに届けたい

舞踏というアートの持つエネルギーは、観る人にとって

今、生きていること
ここに存在していること

を強烈に思い起こさせるものです

それは同時に、瞑想のように自分自身を省みる時間でもあります。

日本でも仏教的な瞑想に由来する「マインドフルネス」が近年注目されていますが

これは

「今、この瞬間の体験に意識を向ける。囚われずに、ただ観る」

という実践の方法において、アートが体現しているものと本質的に同じであり

ストレスや緊張からの解放を目的としています

コロナ、政治、社会情勢や働き方など