【学生×伝統産業】町家再生プロジェクト 八女の自然と町並みを守る店舗を作りたい!

【学生×伝統産業】町家再生プロジェクト 八女の自然と町並みを守る店舗を作りたい!
【伝統の町】福岡県八女市福島の伝統的建造物群保存地区にある築153年の古民家を再生し、天然素材インテリアショップ(伝統工芸・家具・敷物)を開業します。学生インターンと『八女のいいとこ守り隊』を結成し、八女の魅力を探り、伝統工芸や空き家、自然環境などの課題解決へ向けた取組みにも貢献する店舗を作ります。

こちらは江戸時代から続く老舗ということもあり、立派な建物です。こちらは八女市有形文化財に指定された居蔵造りの町家です。

代々伝わる伝統的建築物を守りながら、商いを行うことは大変な苦労があるということでした。

大きな建物に加えて、伝統工法で造られたものなので、修復するにも莫大な費用がかかるそうです。

現在の建築工法とは異なるので、修復できる職人を手配するのも一苦労なのだそう。職人の後継者不足による技術継承も不安視されていました。

最後に店舗予定地で空き家再生活動を行っていらっしゃる特定非営利活動法人「まちづくりネット八女」理事長の北島力さんにお話を伺いました。

北島さんは、この歴史ある八女福島の町並みがなくなっていくのを見過ごすことができず、居ても立ってもいられず、必死に守ってきたそうです。

北島さんは空き家の相談窓口として、空き家の所有者・管理者と買い手・借り手をつなぐ活動をしています。ただつなぐのではなく、資金面や改修に必要な人材までをサポートされています。

これまでお話を伺ってきた方々の苦労話の多くは、改修にかかる費用と、修復をする技術面です。

そうした課題も、長年培ってきたノウハウを活かして、資金調達や建築に関わる職人の手配などを仕組化してきたそうです。

その活動のおかげで、今回も店舗予定の町家と巡り合うことができました。

私たちも、こうやって必死に町並みを守っていこうと情熱的に活動されている方々と、実際に町家を維持していくことに苦悩されている方々を、少しでも助けていきたいと思いました。

伝統を守っていくことは並大抵のことではないなと感じました。

そして、一度途絶えてしまうと取り戻すことができないものなのだと実感しました。

伝統を守ることは地域を守ること、技術を守り、人を育てていくことなのだと思います。
〇資金の使い道(内訳)

◎ショップ開業費

◎補修工事・内装費用

◎店舗什器・製作工作費

◎CAMPFIRE手数料

◎リターン

◎広告宣伝費

このプロジェクトに賛同していただいた方々のご協力のもと名産品など八女の魅力たっぷりの商品も組み込んでます。

モノだけでなく、体験だったり、支援して頂いたことが形に残ったりするリターンなど、全部で十数種類ほど取り揃えています。

一度目を通して頂いて少しでも興味が湧くリターンがありましたら是非、ご支援して頂きたいなと思っています。

〇オリジナルエコバッグ:3,000円

このエコバックのロゴは、八女市の魅力である豊かな自然や伝統産業、昔ながらの街並みを守っていきたいという想いからデザインされました。
〇福あわせ:5,000円

い草を水引で結んだオブジェです。い草には消臭効果があり、水引と八女すだれの竹ひごには物事を浄化する力があるといわれています。コロナ禍でより体に気を使いたい時期ですので、皆様の健康を祈願して作りました。
〇すだれ工房見学(ガイド付き):5,000円

伝統工芸「八女すだれ」の工房を解説付きで見学できます。
〇アルパカのぬいぐるみ:5,000円

ムートンでつくった、癒し系のぬいぐるみです。手触りがよく、つぶらな瞳が可愛いと人気です。鹿田産業にて、取り扱っています。
〇焙炉式八女茶:10,000円

この八女茶を提供してくださったこのみ園さんは、江戸時代から続く九州最古の茶商で、八女茶の名付け親でもあります。実際に訪問したところ、店主の方は八女の景観維持のために努力していて、内装の雰囲気も細部までこだわっていました。
〇本うるし細けずり箸(竹