特別支援学校(学級)児童向け性被害・DV予防教育プログラムの開発プロジェクト

特別支援学校(学級)児童向け性被害・DV予防教育プログラムの開発プロジェクト
特別支援学校及び特別支援学級の児童・生徒向けの性被害と暴力被害の予防教育及びSNSの危険性を伝えるプログラム(子ども向け・保護者向け)を開発し、暴力の加害を許さない社会作りと子どもたちが性・暴力被害に遭わない社会の実現を目指します。

ェクトで実現したいこと

佐賀県は、10年以上、中学生、高校生に対する予防教育に取組み、10代の人工妊娠中絶実施率は確実に下がっています。

汎用性の高いプログラムを作ることで、学校現場ごとにその必要性に応じて使ってもらい、学校だけではなく地域でその意識を高めてほしいと考えています。
具体的な活動内容

予防教育や思春期研究に知見のある専門家へのヒアリングや文献調査を通して、今後、数年間は活用できるプログラムの下地になる情報を収集する。それをもとにプログラムを作成。佐賀県内で試行実施、現場の意見を基に修正を行いプログラムを完成させる。

九州管内を中心に全国から希望する学校には、児童・生徒向けと保護者講演を2本行うか、教職員に対する導入研修を行い、プログラムを無償で提供する。
制作するプログラムの内容

内容:特別支援学校(学級)児童・生徒向け性被害・DV被害予防
 ・セッションテーマ「保護者への啓発と支援」 
 ・子どもたちを性被害とDVの当事者にしないための啓発・支援と保護者への啓発
 ・事例紹介 「困難事例」 SNSなどによる被害や身近な人からの性被害の実態について
 ・ワークショップ :なし
時間:児童・生徒向けは40分程度。保護者は30分程度
定員数:20人以内を基本とし、学校側の希望により増やすことは可能
対象:軽度知的障害の子どもたちと保護者
金額:先着20校の講演料は無料(交通費別途)
 20校を超えた場合、1校あたり講演料は1回1万円、別途保護者向けも1回1万円。
 リモートはこれ以上の経費はいただきません。

プロジェクトを通して実現したい変化

被害者も加害者も生まない社会のために、我々大人たちが、子どもたちを守る地域の在り方を模索し、取り組むきっかけとなってほしい。
資金の使い道

<プログラム制作に関する経費>

人件費:約30万円
交通費:約2万円
デザイン代:約20万円×2プログラム

<講演会開催などの経費>

人件費:約40万円
一般管理費:約23万円
手数料:約15万円 (9%+税)
実施スケジュール

8月 専門家へのヒアリング・文献調査
9月 プログラムコンテンツの構築
10月 プログラムコンテンツをもとにツールの作成(スライド・資料)
11月 試作品の完成
11月 試行実施
1月 プログラムの完成
1~2月 講演実施

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン

10万円以上:プログラム(児童・生徒用及び保護者用)の提供・実演/講演(リモート対応可)(有効期限2022年3月~2022年7月:土日祝可)・領収書・サンクスカード
5万円以上:プログラム(児童・生徒用)の講演スライド PDF提供・領収証・サンクスカード
1万円以上:領収証・お礼の手紙を郵送
5千円以上:領収証・サンクスカード
千円以上:領収証・サンクスメール
最後に

あらゆる人たちが暴力の被害者にも加害者にもならない社会作りを目指しています。

日本では、性教育の取組みが遅れており、知らないことで被害に遭うこと、知らないことで加害をしてしまうこと、そしてそれが犯罪行為になりうる行為であることも伝えていきたいと思います。

SNSの普及は、性被害者・加害者を生みやすい社会であり、スピード感を持って、この社会問題に挑みたいと考えています。
チーム/団体/自己紹介・活動実績など

NPO法人DV対策・予防センター九州 理事長 原 健一