らないところまで売り上げは落ちました。
アルコールの提供はなく、18時で閉まるカフェのため、今でも給付金の対象にはならない店の為、試行錯誤を繰り返している状況です。
そんな中で、どうにか売上を回復させるべく踏み切ったのがオンラインストアの開設でした。
この時勢で飲食店が出来ることはおそらくオンラインストアもしくはデリバリーサービスへの参入での販路確保だったかと思います。
幸いにもABOUT US COFFEEには自家焙煎コーヒーという強みがあったのでまずはデリバリーよりも長いスパンで考えた時の自社ブランドの向上に繋がるであろうということからオンラインストアでの販路拡大に舵を切ることにします。
しかし待っているのはもちろん新たな壁でした。
それもそのはず、
日本で300人程しか持っていない国際コーヒー鑑定士(焙煎している人となるとさらに少ない)の資格であるCQI認定Qアラビカグレーダーを持っていたとしても一般消費者には聞いたこともない資格。
オープンして半年のコーヒーショップでは認知度がなく、注文もごくわずかなのは当たり前です。
KAZUMAXさんとの出会い。コラボ企画と設備不足の直面
オンラインストアを開設した以上、オンラインストアでの売上もつくる方法を模索しているところ、
以前お店に来ていただいたことがあったコーヒー系の人気Youtuber カズマックス さんとのやり取りから彼のオリジナルブレンドコーヒーの販売をさせて頂くことになります。
知名度も高く、沢山のファンを持つカズマックス さんのコラボブレンドは予想以上の人気で、お店の営業が終わってから終電まで何日も焙煎と商品の発送をする日が続くほどの反響でした。
沢山のお客様からご注文を頂き、オンラインストアでの売上も少しずつ伸びてはきたのですが、ここでもう一つ課題に直面します。
それは、
もともとカフェとしての機能をメインに店舗を作ったので、設計上、オンラインストアの発送業務をするスペースが圧倒的に狭いということでした。
レジと焙煎機が隣り合わせということもあり、現在は
焙煎をする傍ら梱包作業をし、来店があった場合はレジも並行して行っている状況です。
さらには、焙煎機一度の焙煎量が最大でも2.5kg(焼き上がりは約2kg)というサイズで、店頭販売を含めた店舗運営と一部の卸売のみを想定した焙煎機のサイズを購入していた為、オンラインでの販売には少し小さいのが現状です。
ABOUT US COFFEEのDiedrich IR2.5
このプロジェクトで実現したいこと
コロナ禍の経緯でオンラインストアがABOUT US COFFEEの軸のひとつとなった今、コーヒー焙煎による品質の向上と安定、効率化をより一層高めることは必須だと感じております。
その中で、お客様により良い品質のコーヒー豆をよりスピーディに届けるために今最も必要としているのが、焙煎機の大型化とそれに伴う発送業務を潤滑に行えるスペースの確保を目的とした焙煎所の移設です。
ですが、移設となると問題となるのが資金です…。
ただでさえ焙煎所を別で構えるとなると店舗の内装費にもお金が必要になるのにコーヒーの焙煎機はそれに負けず劣らずの価格がします。
現状候補に挙げている焙煎機は800~1300万円ほどになります。
なぜこれほどの焙煎機が必要かをこれから皆様にも説明したいと思います。
Loring Falcon 15Giesen W15
焙煎とコーヒー豆の販売
店舗・オンライン問わず、お客様へコーヒー豆