真実を炙り出すことによって、最後には「絆」にたどり着く物語

真実を炙り出すことによって、最後には「絆」にたどり着く物語
内緒で孫までいた父の葬儀は、ふたつの家族に分かれ異常な葬儀になった。俺たち夫婦のひっそりとした家族の葬儀のためにこの小説を書いた。父を探し母を癒す旅だったが、見失っていた自分を見つける旅になった。父と母から最後に貰った家族の絆…。家族の居場所となる物語を朗読配信してたくさんの人に聴いて欲しい…。

の絆─

破天荒なオヤジが亡くなると、その人生が丸ごと嘘だったことが発覚した。たくさんの隠し子を持ち、なかにはマイホームパパをやっていた家庭も…(破天荒なのか!品行方正!なのか…)
何から、何まで嘘。
嘘を辿っていくと、俺が生まれる前まで遡り、調査の限界に(笑)
俺より一つ年上の隠し子、なんと、俺と同い年の隠し子!
そして、年の離れた義弟と義妹の出現…。
嘘の自転車操業人生だったが、命が尽きかけるとともに、嘘がオヤジを追い抜いていく。

それでも、自分で勝手にキラキラ戒名をつけ(夢とか楽とか喜とかだ)、偽の本山の書面を作り、僧侶まで騙して極楽へ行こうとするが、四十九日の法要で、遠回しに「地獄に堕ちた」と告げられる父…。

葬儀から八カ月がたち、ようやく俺が言いたかったことがわかった。「あんた、いったい、誰やねん」とツッコみたかったのだ。

父が誰だったのかを見つけるために〈終わった家族〉の旅に出る。嘘じゃない父を探し、何も知らずに死んでいった母を癒す旅のつもりだったが、見失っていた俺自身を見つけることになる。

真実を炙り出すことによって、苦しみながらも、最後には思ってもいなかった、あたたかい結末にたどり着く。母親との心中未遂、幼児虐待、自殺未遂、精神不安定、壮絶な家族の重いテーマを、軽やかに描く、昭和を生きた家族の最後の破天荒コメディ。
「これを書かなければ、家族の意味がわからなかったかもしれない」
本当の家族とは、本当の絆とは。(有城佳音 著)
【朗読】「俺のオヤジはクズでした 序章」

著者:有城佳音/朗読・ピアノ:有城見萌(ドビュッシー:レントより遅く) /制作:B-factory12

※「俺のオヤジはクズでした」はテキストでも読めます(無料)

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※原稿執筆、朗読収録、ピアノ演奏、編集など。1年間の連載配信予定
(CAMPFIRE手数料も含みます)

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※お申し込み時、本のお届け先氏名・住所を明記してください。有城見萌による手製本です。

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