そして昨年、感謝をしてもしきれないほどの支援を頂いたからこそ、「今の日本中に漂う閉塞感を吹き飛ばして、皆さんが楽しめることをできないか・・・」と私たちは考えました。
私たちに何かできるとすれば、飛騨牛を生産し、販売することしかありません。
遠方や海外に出かけられなくても、飛騨牛をおうちで楽しんでほしい!生産者さんが手塩にかけて育てた飛騨牛たちが精肉店に滞留することなく、美味しく食べてもらいたい!そして日本中の笑顔に繋げたい!!
そんな風に思い、感謝の気持ちを込めてパワーアップした「帰ってきた#おうちで飛騨牛」を立ち上げました。
前回同様、地元価格でおいしい飛騨牛を全国にお届けするだけでなく、 、、感謝のキャンペーンを開催!
一つは、ご支援いただいた方の中から、抽選で100名様に飛騨のおいしい新米が当たるチャンス!さらに、いただいた支援金の一部を、飛騨牛の未来を担う次世代のために活用します!
コロナから1年――。生産者・精肉店の声
飛騨地域全体に58軒の飛騨牛の生産農家さんがいます。
飛騨牛ブランドを守り続ける生産者さんたちは、牛の成長や健康を常にチェックし、最高の状態で飛騨牛を出荷することを使命に日々仕事に従事しています。
生産者の上垣内さんは、昨年の状況をこう振り返ります。
「昨年4月頃に、新型コロナウィルスの影響で相場が暴落し、その時はもう赤字になりかねないような厳しい状況でした。でも、おうちで飛騨牛があって、たくさんの方が買ってくれたおかげでなんとか持ちこたえることができました。」
生産者の上垣内さん
また普段、生産者さんはなかなか購入者さんと接する機会がはありませんが、このプロジェクトを通じてたくさんの人の声が届きました。
「改めて、いろんな人に支えられていると感じました。」
今回のプロジェクトで再びたくさんの方々の”声”を聞けることが生産者さんたちにとっての楽しみでもあります。
牛舎の牛たち
そして生産者さんが手塩にかけて育てた牛を精肉し、お客様に届けるのは飛騨の精肉店さんです。
高山駅近くの新ト一精肉店
観光客が来なくなった飛騨では、ホテルや旅館、飲食店で食事をする人が減ったことにより、飛騨牛の消費量も減ったまま。
精肉店さんは、「せっかく生産者さんが育ててくれた牛肉をたくさんの人に食べてもらえないことは、生産者さんに本当に申し訳ない。」
と、現在の状況に対する想いを話してくださいました。
新ト一精肉店の桐山さん
「飛騨牛は日本に、世界にも誇れるブランド牛です。だからこそ、全国のたくさんの人に味わって欲しい。そのために、自分たちもできる限り質の良いものをリターン品としてお送りし、好きになってもらいたい。」
美味しい飛騨牛を食べてもらいたいという熱い気持ちが溢れています。
今まで、飛騨牛は地元のホテルや飲食店などで多く流通し、外に出ていくことがあまりありませんでした。
だからこそ、生産者さん・精肉店の想いのこもった飛騨牛を、今回の、帰ってきた#おうちで飛騨牛を通じて、高山に来なくても全国各地で食べてもらえることが、飛騨牛に関わる私たち皆の何よりの喜び、活力になります。
そもそも飛騨牛はなぜ美味しい?
「飛騨牛」は、肉質はきめ細やかでやわらかく、美しい霜降りと口の中でとろける芳醇な香りと味わいが自慢です。30年以上の歳月を経て、5年に1回おこなわれる和牛オリンピックでも日本一の称号を手に入れるまでになりました。
今では飛騨といえば「飛騨牛でしょう!」と言わしめるほど、観光