日出国パミールから奈良へ「秘められたシルクロード タジクの黄金遺宝」日本語版発刊

日出国パミールから奈良へ「秘められたシルクロード タジクの黄金遺宝」日本語版発刊
「シルクロードの主役」はペルシャ系のタジク・ソグド人。8世紀に「シルクロード」の歴史舞台は消えたが、日出国中央アジアのタジキスタン共和国と日本は時空をこえてつながる。唐招提寺にペルシャ人住職。高松塚壁画の女性衣装はソグドの宮廷衣装、現代タジク女性の民族衣装。秘められたシルクロードがわかる日本初の出版

る発刊活動に挑んでいます。秋には、トルコの印刷会社で印刷し、シッピングで日本の港まで搬送、茨城県かすみがうら市に設置する「加藤九祚記念アジア共生センター」で保管、協力者に郵送する計画です。この本の出版は、特定非営利活動法人ユーラシアンクラブ名誉会長である加藤九祚先生の遺志を継承し、「アジアを知ってほしい」「アジアの多様性に敬意 民族共生を模索」という特定非営利活動法人の目的に適う活動だと考えています。
これまでの活動

大野遼はかつて旧ソ連が崩壊するまで5年間、加藤九祚先生と一緒に毎年アルタイ山脈を訪ね、人類史を韜晦する気持ちで、「アルタイ・シベリア歴史文明展」を開催したり、アルタイ山脈各地の洞窟遺跡を視察、最後はアルタイ山脈のパジリク谷を訪ね、スキタイの騎馬民族文化に触れた。またアンドロノヴォに先立つアファナシェヴォ文化の古墳一基の発掘にも、加藤先生と一緒に取り組んだ。加藤先生はその後、アルタイ山脈から天山山脈に南下、クラスナヤレーチカ仏教遺跡の発掘をはじめられ、さらにウズベキスタンとタジキスタンの国境の川スルハンダリヤ川沿いのダルヴェルジンテパ、そして人生最後の終活の場所としてウズベキスタンテルメズ市のカラテパ仏教僧院遺跡の発掘を初め、2016年9月12日、遺跡発掘中に倒れ、急逝されました。アジアの東西の境となるアルタイ山脈、天山山脈、パミール高原を南進して人生の幕を閉じられた。大野遼は終始、加藤九祚先生に寄り添って活動してきた。加藤先生は生前私たちに「心はいつも旅する」「生きていることはいいことだ(ゲーテ)」と私たちの志となる言葉を残し、励ましています。「タジク・ソグド」を考えることは、国家民族宗教を超えるコスモポリタンであるソグドの世界であり、加藤九祚先生の世界でもあります。「秘められたシルクロード タジクの黄金遺宝日本語版」は多くの日本人、中央アジア、シルクロード、日本の歴史文化の基層に興味ある人の必携の書であると考え、出版協力をお願いしています。特定非営利活動法人ユーラシアンクラブは、「多様性に敬意 アジアの民族の共生」を模索するボランティアの団体です。
資金の使い道

特定非営利活動法人は、2021年8月31日を目標に、226万4千円の出版協力支援金を募金しています。支援金の内訳は、トルコでの印刷経費193万2千円、トルコ-日本のシッピング経費23万2千円、日本の港からかすみがうら市の「加藤九祚記念アジア共生センター」への搬送費10万円。1冊3.5キロの本2000冊を保管し、特定非営利活動法人のボランティアが出版協力購入予約者、協力寄付者に手作業で郵送するために使用する。プロジェクトの実施は確定しており、より広く普及するため、協力者を募集する。
リターンについて
基本的に一口500円以上1万円未満の協力者は全員大野遼の「別冊特集」を提供、オンライン講座アジア共生塾の案内をメールで送信、一冊購入者には、日本語版460頁一冊と大野遼の「別冊特集」を提供、オンライン講座アジア共生塾の案内をメールで送信。8月末日までにいただいた1口3万円以上の高額協力者に対しては、「秘められたシルクロード タジクの黄金遺宝日本語版」本体の最終頁に、著者ハムロホン・ザリフィ氏の名前の最後に、後援;タジキスタン共和国外務省、駐日タジキスタン共和国大使館の下段に、「出版協力者ご芳名一覧」に提供者の氏名を記載。

さらに「秘められたシルクロード タジクの黄金遺宝日本語版(A4版460頁総カラー)」1冊

大野遼の「日本語版別冊特集(A4版28頁総カラー)」1冊