不登校の子どもたちが学ぶ場を選択できるように、フリースクールの授業料を減額したい

不登校の子どもたちが学ぶ場を選択できるように、フリースクールの授業料を減額したい
フリースクールは不登校の子どもの居場所・学びの場です。しかし、民間団体運営のため利用には授業料がかかります。「フリースクールの利用を希望しているけれど、経済的に難しい」そんな家庭を支援し、誰もがフリースクールを利用できるようにしたいです。

標にするのではなく,児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて,社会的に自立することを目指す必要がある

・児童生徒によっては,不登校の時期が休養や自分を見つめ直す等の積極的な意味を持つことがある

とあります。
不登校の子どもが「フリースクールなら通いたい!」と思ったときに、経済的理由でそれをあきらめなければいけない。それでは「社会的自立」「自分を見つめ直す」チャンスを失ってしまうことになります。

文部科学省の「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う民間の団体・施設に関する調査」(2015年)によると、フリースクールの会費(授業料)の月額は平均約33,000円です。本学園も月に36,000円の授業料をいただいます。

2019年に本学園が行ったアンケート(不登校の子どもを持つ親の会に参加している保護者が対象、回答数43)では、「子どもがフリースクールなどの民間教育施設を利用する際に家庭で負担可能な費用」について5割以上の保護者が「1万円以下」と答えています。不登校は誰にでも起こりえることなのに、学校に通えばかからない費用がかかってしまう。家庭にとっては相当な負担となります。

もしも子どもが不登校となり、フリースクールであれば元気に通えるというときに、家庭の経済的理由でそれをあきらめざるをえないというのはあまりに残念です。このプロジェクトにより、経済的状況を乗り越えて子どもがフリースクールを利用できるようになることを目指しています。
このプロジェクトで実現したいこと

 経済的困難のためにフリースクールが利用できない家庭に対し、授業料の減額を行います。150万円の目標金額を達成すると、6家庭を対象に授業料を月額14,000円、16か月減額することができます。また、目標金額に達しなかった場合は、対象家庭数や月額を調整し授業料減額を行います。

【150万円の目標達成の場合】
手数料(集まった金額の9%) 135,000円
月額14,000円の減額×対象家庭数6家庭×16か月
リターンの発送など 21,000円

※集まった金額に応じて、対象家庭数や月額を調整します。
実施スケジュール

7月中旬  プロジェクトスタート
      卒業生・保護者からの応援メッセージを随時発信していきます!
8月25日 プロジェクト終了
9月    リターン発送 

<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン

お礼のメッセージと生徒作成の学園通信特別号を郵送いたします。

(寄付額に関わらず一律のリターンとさせていただきます。)
フリースクール札幌自由が丘学園の活動

札幌自由が丘学園には国語・数学・英語などの教科学習の時間、美術・音楽・ものづくりなどの体験的学習の時間、職業体験や宿泊学習などの多彩な行事があります。
現在は新型コロナウイルス感染症の影響で活動時間の短縮・行事の削減をせざるを得ない状況ですが、生徒たちは日常を大切に、楽しく過ごしています。

宿泊学習 in登別・白老
コロナ禍の2020年度はなかなか宿泊行事が実施できませんでしたが、2021年の3月にようやく卒業旅行も兼ねて登別・白老を訪ねることができました。マリンパークニクスではイルカに水をかけられたり、ウポポイでは解説を担当した職員の方と仲良くなったり……。たった2日間ではありますが、我慢し続けた楽しみを取り戻せた時間でした。

オンライン授業
一般の小・中学校は休校にならな