名前のない衣裳屋さん 想い受け継ぎ、必要としている人へ届けたい

名前のない衣裳屋さん 想い受け継ぎ、必要としている人へ届けたい
石川県白山市にて衣裳通して、想いや感謝が伝えられるような貸衣裳店を始めたいと始動!7月末閉店が決まっている「花みやび」という貸衣裳店の衣裳を引き継いでお店を作ります。パートナー、ご家族、友人、大切な人との幸せな時間を過ごせるよう、私にとって大切なお店の衣裳を活用して記念の日のお手伝いがしたい!

たいです。

婚姻件数の推移
ご存じの通り、日本の婚姻件数は減少しております。

ただし下図を見るとわかる通り、初婚年齢は上がり再婚組数も増加しております。

その為、衣裳を着たくても
年齢を理由に、着ることが恥ずかしくてできないと思っている方や
再婚だからとあきらめている方も多くいらっしゃいます。

そんな方にもあきらめずに衣裳を着ていただきたいと思っています。
実際、先日撮影をさせていただいたご家族も、ドレスはもう着ることはないと思っていたけど、とてもいい記念になったと喜んでくださいました。

春に行われたファミリーフォト花みやびの衣裳は今までも大人の女性に特に支持されている衣裳です。
シンプルで上質で上品かつボディラインもきれいに見えます。

花みやびの衣裳を引き継いで残すことによって、たくさんの大人の花嫁さんにも喜んでいただけると確信しています!

だからこそ、花みやびの衣裳を残して活用することには意味があります!
【今までの活動】

高校生の頃にブライダルのお仕事に就くことを志すことからスタートしました。

ブライダルの専門学校を卒業後、念願かなって婚礼貸衣裳店「花みやび」へ20歳で入社。
約12年間、衣裳店「花みやび」に勤務し チーフコーディネーターを務めました。オーナー指導の元、花嫁さんの衣裳選びのサポートや仕入れ同行、プロモーション撮影の企画運営なども担当しました。

退職後はフリーランスの着付師として、また、中国製ドレスのバイヤーとして
石川県内はもちろん、名古屋の婚礼、バリの撮影など、たくさんのご結婚イベントのお仕度に携わりました。

そこでは花みやび以外の衣裳を見る機会が多くあり、
改めて花みやびの衣裳そのものの価値や、お客様のために何ができるかを考える姿勢のすばらしさに気が付きました。

*花みやびで培った技術*

・ドレスのサイズ直し
ドレスを少しでもきれいに着こなせるように丁寧に直しを入れました。
ウエスト、ドレス丈、ショルダー、バストラインなど細かく手直しをします。

・衣裳の知識
↓私が当時書いた花嫁のお役立ちブログ
https://www.hanamiyabi.com/dress-blog/wedding-dress-more-beautiful.html

・シルクドレスの扱い
特に手がかかったのはシルクドレスの扱いです。
繊細で傷みやすく、一般的には貸衣裳で扱うことは難しいとされますが、
大切にハンドプレスし、ドレスがいい状態を保つ努力をしていました。

左:シルクドレスのアイロンがけ    右:ドレスの手直し・オーダー小物製作
ご希望があれば手作りで小物も作りました。レースやチュール等の生地でボレロを作ったり髪飾りを作ったり、既製品に無いものは手作りをしました。

お客様の希望に合わせてデザイン変更中手作りしたレースボレロ・着物のコーディネート
もともと呉服の卸から始まった花みやび。オーナーの着物と小物類の色合わせや、着姿のシルエットの作り方などは、間近でいつも見ていつも勉強させて頂いていました。おかげでドレスコーディネーターでありながら着物のコーディネートもするようになりました。

細かな色合わせもあれがいいこれがいいと細かく打ち合わせを行います。

*培った人脈*

・ヘアメイクさん
素晴らしい技術を持ったアーティストの方々と出会うことができました。魅力を引き出してくれるので安心してお任せできます。

・カメラマンさん
写真を撮ることがとにかく好きなカメラマンさんともご縁を頂きました。心拍数が上がる位ワ