大阪府茨木市 養護老猫ルームと保護ねこルームにご支援をお願い致します

大阪府茨木市 養護老猫ルームと保護ねこルームにご支援をお願い致します
現在23匹の猫たちを保護しお世話を続けています。コロナの影響や設備の老朽化で運営が厳しくなってきているルームの継続、地域の猫たちの保護活動を続けるためにご支援いただきたく、お願い致します。

はじめに

 はじめまして、大阪府茨木市で養護老ねこホームと保護ねこルーム『えびす』を運営しているボランティアグループです。私たちは地域で保護されたネコを預かり、里親さんにつながるまでお世話をする活動と譲渡には難しい老ネコやハンディキャップがあるネコ、癌など重い病気のネコたちの終生介護の二つの活動を主に行っています。野良猫たちを譲渡、保護していくことで野良猫たちにも家庭猫としての猫生をまた保護を行うことで地域で迷惑とされる猫たちを減らすことにつながると思い活動しています。

ネコ活動初期は1997年頃、地域ネコ活動、飼い主のいないネコを捕まえ(Trap)去勢不妊手術をし(Neuter)地域ネコとして(Return)する活動=TNRを行っていました。しかし活動を続ける中でネコそのものが苦手な方が多いこと、乳離れをしていない子ネコや治療をすぐにでも必要とするネコたちと出会うことが多く、TNRのRをReturnだけではなくRoomへの選択肢も必要と思い、保護すべき子たちは保護、譲渡へとつなげようと保護活動を始めました。

当時は自宅や職場の一部をシェルターにし、多数のネコの世話やワクチン接種、治療費などと個人の負担も大きく収容にも限界がありました。ネコの保護を続けるには新たなシェルターが必要となり、2019年に1団体さんの呼び掛けもあり保護ねこルーム『えびす』を開くこととなりました。

開設当初は1団体さんからのみ保護猫を引き受けていたのですが、他団体さんからの要望や個人の方からの要望もあり、広く利用していただけるよう今年の6月より複数の方面からのお預かり、お世話をさせていただいています。現在は5名に満たないボランティアでお世話をさせて頂いており、猫を大事に思う地域の人々に支えられ、現在まででトータル30頭以上に里親さんが見つかり保護ねこルーム『えびす』から旅立たせることが出来ました。

保護ねこルームえびす 

新ルームえびすには団体さん所属や個人保護主さんのいるネコたちが生活しており費用の一部をご負担していただき、光熱費などはボランティアで負担という形をとっています。お世話はすべてボランティアメンバーによって行われています。

皆で管理するためにノートを付けて共有しています

すべてのネコたちが譲渡対象ですが、子猫ばかりでなく、キャリア猫や成猫もおり、キャリア猫たちに声がかかることは滅多になく、すでにルームえびすに長期滞在になっている子たちもいます。またえびすの方針でルーム出身の子たちは飼い主様の事情で飼えなくなった際に里帰りしてもらうようにお願いしています。

  里親募集中のルームの子たち

養護老猫ルーム

従来からあるルーム、養護老ねこルームはボランティア個人が保護している猫たちが現在18頭生活しており、費用はすべてボランティアで負担し何とかやってきました。超高齢化社会となり家庭猫だった子が野良になってしまうことでネコにとっても人にとっても負担と思い養護老ねこルームを設けています。

養護老ねこルーム

私たちにとってはとてもかわいい子たちですが、癌や高齢、下半身不随の子たちに里親さんを見つけることは難しく、ここを終の棲家として少しでも居心地よく暮らしてもらいたいという思いでお世話をしています。

難聴や失明、下半身不随の子たちが暮らしています
解決したい社会課題

TNR(リターン)活動はある程度認知される活動となってきました。ですが地域ネコとして受け入れてもらえないネコや飼い主さん不在により野良になってしまったネコたちは肩身が狭く