ご挨拶
私たちは『くしろ霧フェスティバル』を運営するくしろ霧フェスティバル実行委員会という有志によるボランティア組織です。
今年で37周年を迎え、装い新たに生まれ変わる『KUSHIRO KIRI FESTIVAL 2021』を7月23日(金)・24日(土)・25日(日)に開催いたします。
このプロジェクトで実現したいこと
昨年、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、日本全国・各地域はこれまで経験したことがない程の大きなダメージを受けました。もちろん、私たちが住む街ここ釧路市も例外ではありません。こんな状況だからこそ、たくさんあるやれない理由ではなく、新たな手法でのやれる方法を探して、この地域の資源となる新しい霧フェスティバルを作り、住み暮らすみなさんが「釧路には霧フェスがある」と思えるフェスを。
そんな想いで、装い新たに生まれ変わる『KUSHIRO KIRI FESTIVAL 2021』を7月23日~25日の3日間で開催することを決定しました。
私たちの地域のご紹介
● 地域活性化
厄介なものとされていた「霧」が過去36年に亘る『くしろ霧フェスティバル』という「まつり」により、ある意味で見直されるようになりました。自然と共に生きていくという前向きな意識が「霧」を観光資源にし、ひいては生活や経済活動の中においても、活発に能動的な姿勢へと変化していくきっかけになると私たちは考えます。
●国際化
1993年に釧路市においてラムサ-ル条約締結国会議が開催されて以来、各種の国際会議が開催されるようになりました。各国の人々が釧路に於いて交流する機会が増える中で、霧フェスティバルにおいても各国からの「お客様」を心からお迎えする心を養い、数多くの小さな交流を通じて国際化への意識が高揚するものと私たちは考えます。
●環境都市
釧路湿原を背景に位置する釧路に於いて、環境の問題を考える機会が増えています。
『くしろ霧フェスティバル』に於いても市民の方に参加していただくことにより、自然と触れあい、自然との付き合い方をもう一度考え、より豊かな環境を守り育てる意識を持っていただくきっかけになると私たちは考えます。
プロジェクトを立ち上げた背景
新型コロナウイルスが猛威を振るった同じ時期に、くしろ地域では「日本製紙釧路工場の撤退」、「人口減少から道内6番目の都市に下がる」など、悲しくなるようなニュースが相次いで続きました。でも、そこにある暗い渦に巻き込まれるのを、このまま何もしないで待っているのではなく、自分じゃない誰かのために、くしろ地域に暮らす皆様の笑顔のために、そしてこの街の未来のために、我々実行委員会では多くの議論を重ねて参りました。やらないということが正解なのか?やることは不正解なのか?脳内ループ状態で散々悩み苦しみましたが、最終的には「この街には何もない」や「どうせ無理」というネガティブな雰囲気を一掃できるフェスを作りあげようという想いで一致団結し立ち上がりました。
これまでの活動
●観光資源の開発
『くしろ霧フェスティバル』の開催により観光資源として「街」「自然」「まつり」が充分通用することを確信し、さらに地域の人々の生活に密着したもてなしの空気を無尽蔵の観光資源として確立されることを目的とし活動を行なって参りました。
●地域文化の向上
『くしろ霧フェスティバル』という釧路の地域風土に基づいたネーミングを持つ「まつり」を通じ、また模倣ではない、市民が参加する独自のイベントを運営することで、釧路の文化として発展する