はじめまして!うきうきモンキーズです🐒
この度は本プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。
私たちは、東京大学の理系大学院生3人で活動を行っています。
科学に惹かれ大学で勉強をしている傍ら、
もっと科学の面白さを多くの子供達に知ってほしいと思い、
科学の豆知識をあつめたトイレットペーパー、「りかろーる」の開発をすすめています!
大学で理系に進んだ私たちは、男女比9:1という異常な現状を目の当たりにしました。
日本全体でみても、高校生の時点で理系への進学を希望する生徒の割合は
男子では50%ほどであるのに対し、女子では約25%と低くなっています。
一方、アメリカではこの比率は男女で差はありません。
小中高生の時に同じ教育を受けてきたのにも関わらず、
高校生の時点でこれほどまでに男女で差が生じているのはなぜでしょう?
それは、「女の子は理系に不向き」というジェンダー・バイアスが存在するからだと考えています。
このような考え方のせいで、無意識に科学に対して抵抗感や苦手意識を感じている女子が多くいるのではないでしょうか。
さらに、小学校の教員や親が子供たち一人ひとりの科学への興味を十分に引き出せていない現状があると考えられます。
宇宙や植物、物理などいろいろな分野がある中で、人によって何が一番面白いかは変わってきます。
子供たちはこのような多様な分野に触れることが少なく、科学への興味を持つきっかけにすら出会えていないのかもしれません。
このようなことが原因で、女子が少ないから理系に進みづらい、そのせいで理系女子は少ないまま、という悪循環が生じています。
これを私たちは身をもって感じており、どうにかしてこの問題を解決したいと考えました。
また、教科に対する知的好奇心が高いほど、理解度が高まるという研究結果があるように、学力の向上のためには児童の興味を育むことは不可欠です。
そのためにも、自然に科学に興味を持ってもらえる機会を生み出したいと願っています。
そこで考えたのが科学の豆知識が載っているトイレットペーパー、「りかろーる」です!
今回私たちが注目したのは、全ての子供に等しく訪れる、トイレの時間です。
人は 1 日 4~7 回トイレに行くと言われており、
日本トイレ協会によると女性は 1 日 12m ものトイレットペーパーを使用しています。
子供たちにはトイレの際にトイレットペーパーに書いてある豆知識を読んでもらい、
科学の面白さに気づくきっかけを持ってほしいと考えています。
世の中にはすでに科学の知識を得る手段がたくさんあります。
それらについて、
・その内容が学校で習うレベルなのか習わない知識も含んでいるか
・子供が受動的に知識を得るか、能動的に得るか
の2つの軸で分類してみます。
この分類において私たちの商品は、「学校で習わない知識も含んでいる」上に「受動的に知識を得られる」という点で、独自性・新規性のあるものです。
未だ科学に興味を持てていない子供に対して、トイレというふとした瞬間に目に入って読んでしまうというきっかけをもたらせる点で、科学への興味を引き出せると考えています!
トイレットペーパーを手前に引き出すと、クイズと選択肢が出てきます。
さらに引き出すと、答えと解説を読むことができます!
💡マークとともに更なる疑問を投げかけているので、親子の会話のきっかけにしたり、一緒に調べたりしてみてください
*💡マークの内容は、実際に小学生に豆知識を伝えたときに、小学生たちから出てきた