案、ボランティア、なんでも構いません。たくさんの方々に参画していただき、一緒に次の可能性について考えていけたらと思います。
と、言っても楽しくなければ続きません。ですから、大真面目におもしろそうなことをしていきたいと思っています。多様性を認め合える世界を夢物語にはしたくはありません。一歩でも二歩でも、半歩でも進んでいきたい。あなたにもその道程の伴走者になっていただけたら。私たちにとって、それ以上に嬉しいことはありません。
リターンは、全て障害のある方がコツコツと製作したものです。デザインは様々、一つとして同じものはありません。規格から少々ずれることもありますが、それも味として見ていただければと思います。今までご説明してきたように、それぞれのご利用者が、それぞれのできることを活かせるように様々な工夫をしています。私たち支援者は黒子として、その成果を一緒に喜び合いながら、日々制作を続けています。それが私たちのスタイルです。
また、今回のクラウドファンディング限定で新たにペパロニデザインシリーズを製作します。これは、協力企業ペパロニデザインがご利用者のアートをデザイン化してできたものです。ご利用者の中には、楽しい絵画やイラストを描く方もいらっしゃいます。今回は3名の方の描いたものを使用させていただきました。ペパロニデザインが大きな布に印刷して、一つ一つ丁寧に縫い合わせた商品となります。
PEPPERONI DISIGN HP https://pepperonii.thebase.in/
Instagram https://instagram.com/pepperoni_design_jp
いつもお世話になっている様々な方にコメントをいただきました。ありがとうございます!
一般社団法人マジェルカ 代表理事 藤本光浩氏
「つむぐと」を運営する社会福祉法人武蔵野は、マジェルカのショップがある吉祥寺と同じ武蔵野市内にあります。でもマジェルカとお付き合いを始めたのは、たしか5年前位でしょうか。日本全国の福祉作業所で作られた雑貨製品を扱うセレクトショップであるマジェルカにとっては近くだから・・・とかいう考えは、良い悪いは別としてあまり持ってはいなくて、お互いに関わる機会も特に無いままに過ぎていました。
何がきっかけだったかはおぼえていませんが、お付き合いが始まってからはマジェルカにとって、とても良いパートナーとしてのお付き合いをさせて頂いています。決して派手な活動で目立っているわけでは無いけれど、こんな近くで素敵な活動をしている人たちがいるのにこれまでスルーしてきた事をもったいなく感じ、アンテナの感度を高め、向いている先をもっと広げなければと実感させられました。
その後、比較的重度の利用者さんたちとスタッフさんが一緒になって行っているモノづくりの現場を見学させて頂きました。利用者さんが自分で思うように動かせていない手をスタッフさんが支えて作業する様子、また、そこからはあまり表情も読み取れない様子に「皆さんこういうモノづくりをする事が楽しかったり、嬉しかったりするんでしょうか?」という私のド直球な問いに「わからないですが、そうだと思いたいです。」というスタッフの方の静かだけど強い言葉がとても印象に残っています。
その後もお付きあいを見ていても、彼を始め、スタッフの皆さんが真摯に利用者さんに向き合っていると感じます。それは、「これまで通りに」ではなく、自分たちが利用者さんたちと一緒に「何が出来るか」を常に考えチャレンジしている姿勢か