って」と云われて、暇つぶしにと軽い気持ちで立ち寄った工房で、いきなりボルタの半田付けテストを受け、気付いたら用具一式とモデルが目の前に・・・で始まったボルタ製作生活。
鉄鋼マンとして定年まで勤めあげたものの、退職までそのほとんどがデスクワークの経験しかなく、半田付け作業はズブの素人!はじめは当然のごとく値段をつけられないボルタが多数派を占める状態。周りには楽しそうに語らいながらスイスイと半田付けをこなす第二の人生組と陽気な女性陣。
あれこれ試行錯誤を繰り返している内に多少は腕も上がり、ようやくみんなの仲間入りをし、いつしかボルタ製作が面白くなり夢中になってしまい、今日に至っている。
振り返ると、最初の工房では、微調整の効かないストーブの熱と換気口から吹き込む粉雪に首をすくめる等、今では想像もつかない極端な温度差も経験。
工房を飛び出しての実演販売では、浜風でコテが冷え半田付けが進まず悪戦苦闘した「道の駅」や、慣れない冬道を交代で通った登別温泉のホテルが記憶に残る。近郊のゴルフ場へ、ゴルフシリーズ製品のプレゼン回り等多岐にわたる営業体験。これからの課題にも多少の器用さと、好奇心多めの性分で、あと少しはお手伝いさせて頂こうと気を引き締めている。
by ボルタ工房 S氏
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苦労話をしてくれたのは、いまでは持ち込まれた写真やイラストから立体のボルタをちょちょいと作ってくれるベテランの2人。
そんな苦労を乗り越えて、長年かけて身に付いたボルタ製作のスキルは、毎日作り続けていないとキープできるものではありません。腕がなまってしまいます!
1人の製作スタッフが、レギュラー品130種類を一通り作り、特注品を思い通りの商品に仕上げることができるようになるまでには、3年程度かかります。
まさに日々磨き上げた「職人技」なのです。
しかし、昨年来のコロナ禍による売上げ減少のため、ボルタの生産は大きく抑えざるをえない状況です(生産数は前年比60%減)。つまり、出勤を抑制することで対応するしかなく、この状況が続けば職人技を維持していくことが難しくなります。
この状況を乗り切ろうと、製作スタッフもいろいろなアイデアを出してくれています。そのアイデアと職人技を、この新商品開発にも注ぎ込んでくれています。
ぜひ、あなたのお手元に届けるための新商品を作らせてください!
<資金の使い道>(概算)
商品製作費 65万円(人件費、パッケージ制作費等)
返礼品送料 15万円
クラウドファンディング手数料 20万円
<実施スケジュール>(予定)
5月ウポポイ(売店:ニエプイ)・白老駅北観光インフォメーションセンターにて先行販売
8月クラウドファンディング終了
9月返礼品製作開始
11月返礼品発送・一般発売開始
職人が、腕によりをかけ一つ一つ作る新商品を、たくさんの方にお届けしたい!
長年培ったボルタづくりの技で、これからも鉄のまち室蘭を盛り上げていきたい!
そして、たくさんの方のご尽力で生まれた新商品をきっかけに、アイヌ文化を広めるお手伝いができれば、北海道の活性化の一助となれば、こんなにうれしいことはありません。
必ず良いものを作ります!ご支援、よろしくお願い申し上げます。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。