に納品するための量産にとりかかるのも難しい状況です。
そこで、クラウドファンディングを通じて全国の皆様に「モルエラニボルタ」をお届けし、いただいた資金をもとに生産を軌道に乗せたいと考えております。
室蘭の「鉄」のものづくりが、アイヌ文化に触れるきっかけのひとつとなるように、室蘭だけではなく北海道全体を盛り上げていけるように、このボルタを作り続けていきたいと思います。
是非皆様のご支援をいただきますよう、よろしくお願い致します!
当工房では、下準備から仕上げまで1人の職人が責任を持って製作に当たっています。
手のひらサイズのボルタ1つに職人の経験とテクニックが注がれています!
私たちは2004年5月に任意団体「てつのまちぷろじぇくと」(テツプロ)を設立。
17年間、鉄のまち室蘭でまちづくり活動を続けてきました。
2004年10月にまちづくりイベント「第1回アイアンフェスタ」開催(第5回たたらサミット同時開催)。ものづくり体験などを提供。アイアンフェスタで大きなボルト人形の溶接体験を提供したことが、「ボルタ」につながっています。
2006年4月、メンバー手作りで試験販売していたボルト人形を授産施設等へ製造委託し商品化、地元スーパーと道の駅で一般販売を開始。当時は、用意した約500個/月が毎回2~3日で売り切れてしまうほどでした。
7月、有償ボランティアを募集し、ボルタ工房を開設。
2007年6月、「ボルタ工房」を現住所に移設。製作体験の提供や特注ポーズの受注生産などにも対応していきました。 9月、毎月5ポーズずつ新作を追加していった「ボルタ」は100種類に到達!現在、常時130種類ほどを販売しています。
2011年、任意団体からNPO法人テツプロに事業を移行。
そのほか、「ボルタ」が全国の北海道物産展に登場したり、ものづくり体験で修学旅行生を受け入れたり、表彰されたりと色々ありました!山あり谷ありの「テツプロ」の足跡をもっと知りたい方はテツプロHP内 [テツプロのあゆみ]を覗いてみてください!
2006年から作り続けているボルタ。製作スタッフの技術も向上し、たくさんのお客様に愛され、お買い上げいただき、北海道のおみやげ品として市外のホテルや道内の土産品店にも置いていただけるようになりました。ここに至るまでには、製作スタッフの大変な苦労がありました…。
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ボルタ工房初期の苦労話(スタッフ秘話)その壱
最初は「ペンチでネジを曲げるなんて‼」
どこを挟んで良いのかわからず、力を入れても全然曲がらないし、曲がったと思ったら全然違うところから曲がっているし…どうして良いのか、毎日苦戦の日々でした。良い感じに曲がったと思えば、傷だらけで、とてもお客様に出せるような物ではありませんでした。
曲げる段階でも大変でしたし、次の工程になかなか進まなかったことを思い出します。
半田ごての扱いもよく良くわかっていない状態で使い始めて、ごてごてに半田を付けすぎたり…形になるまで何度もコテを当てすぎて、焦げてしまったり。
1個製作するのにこんなに大変なんだと思い、続けていけるのかとても不安でしたが、毎日毎日こつこつと製作しつづけ、あっという間に15年が経ってしまいました。今でも、日々勉強です…。
by ボルタ工房 川嶋工房長
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ボルタ工房初期の苦労話(スタッフ秘話)その弐
14年前の夏、先輩に「チョット手伝