はじめに
こんにちは!京都の竹林を守るNPOに所属している、大学一回生の井上と申します。
私たちは荒れてしまった竹林を整備して、眠っていた竹林の価値を社会の皆様にお届けする活動をしています。
イメージしやすいものでいうと、「嵯峨・嵐山の竹林の小径」を整備したり、京都のブランド「白子たけのこ」を生産できる竹林を管理しています!
今年4月にはクラウドファンディング第一弾「たけのこを食べて京都の竹林を守ろう!」の目標金額を達成する事ができました!ご支援していただいた皆様ありがとうございます!
それに引き続き、第二弾として「竹べらを使って京都の竹林を守ろう!」を立ち上げました!
解決したい社会課題
私たちは荒れ放題で土砂災害などを引き起こす恐れのある竹林の問題、いわゆる放置竹林問題に取り組んでいます。
最近、竹製品が売れなくなったことにより「赤字になるから」という理由で放置されている竹林が多くあります。きれいで安全な竹林を維持するには毎年、一定の費用がかかるためです。
具体的には毎年、適切な数のたけのこを掘ったり竹を切り続けなくてなりません。そうしないと、竹どうしが密集しすぎてしまいます。すると、竹どうしで栄養を取りあい、次第に枯れていきます。竹が枯れると地盤も緩くなり、土地も痩せていきます。
そうして荒れ果てた放置竹林が、地滑りや土砂崩れなどの災害を引き起こしたり、もともと住んでいた生き物が住めない環境を作り出すことで社会問題になっています。
問題解決の手段
私は放置竹林問題解決の手段として、「竹製品を手に取りやすい仕組みを作ること」を考えています。
多くの方が竹製品を使うようになると、竹の需要が増え、持ち主さんの「売れるなら竹林を管理するぞ!」というモチベーションが上がると予想しています。
現在のように竹製品が売れなくなったのは、安い外国産の竹が入ってきたりプラスチックなどの代替品が出てきたためだと言われています。しかし、私は現代においても竹製品にはまだ価値がある、むしろSDGsなどに関わる価値などが高まってきていると予想します。
例えば、竹製の調理器具はプラスチック(石油製品)を使うより環境に良いでしょうし、たけのこなら国産の方が運ぶ時のガソリンも少なくて済みます。最近では、竹から発電用のバイオマス燃料を作ることもできます。
そこで、竹製品を手に取りやすい仕組みを完成させるために、情報発信をして認知度を高めたり、クラウドファンディングで需要を調べたりしています。
無理やりお金を払って竹林整備をしてもらうのではなく、「竹林に関わったら得かも!」と思って人が集まってくるような仕組みを目指しています!
今回のプロジェクトで実現したいこと
プロジェクトでは実現したいことが2つあります。
・竹製品の知名度を上げる
・竹製品の需要に関するデータを集める
最終目標の「竹商品を手に取りやすい仕組みの完成」に向けて、本プロジェクトではこちら2つのことを実現させようと考えています。
資金の使い道
今回集まった資金はクラウドファンディングの経費(手数料、送料、仕入れ、人件費など)にさせていただきます。
具体的には下記のように計画しています。
送料:約2万円
CAMPFIRE手数料:約1万円
仕入れ:約4万円
人件費:約3万円
実施スケジュール
~7月31日 第2回クラウドファンディングの実施(今回)
8月1日~9月30日 順次リターンを発送
9月1日~ 第3回クラウドファンディングの開始(次回)
次回のリターンの内容とし