【ご挨拶】
鎌倉市で活動するサーフライフセービングクラブ、鎌倉ライフガードのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
昨年は、海水浴場の開設が断念され、我々のできる海の安全への貢献として「地域の子どもたちに安心して海で遊んでもらいたい!」そんな思いでクラウドファンディングを実施しました。ご支援いただいた皆さま、ありがとうございました!
今年度も鎌倉市の海水浴場の開設は断念され、当クラブのミッションとして掲げている「海浜の安全を確保することで、地域の人々とともに、きれいで楽しい鎌倉の海づくりに貢献する。」 の、実現が従来通りのやり方、考え方では困難になってきました。
未来の海の安全、今後の活動について考えた結果、代表の槇 仁彦(まき まさひこ)と、プロジェクトリーダーの浅香 豪(あさか たける)を中心として、 今夏もクラウドファンディングに挑戦することを決めました!
(左)槇 仁彦(右)浅香 豪
【今夏のテーマは”遊び尽くすこと”と”文化づくり”】
”自分たちの海は自分たちで守る”
我々は、鎌倉の海にこんな考え方が根付いて欲しいと願っています。
「ライフガードがいない海は心配だ」昨年、海水浴場が非開設となりこうしたお声をいただいたことはとても光栄で、今後も鎌倉の海水浴文化になくてはならない存在でありたいと再確認しました。
一方、 現在の海文化、特に夏の海水浴文化においてこうしたお声が根強いということは、自分の身を自分で守ることへの意識は高いとは言えないのが現状ではないでしょうか。
誇りと使命感を持って活動していることは事実ですが「ライフガードへの依存」は、根本的な安全の確保にはつながらないと考えています。
夏の由比ガ浜海水浴場本年も鎌倉市は海水浴場非開設となり、海水浴場があることが当たり前ではないことを2年連続で思い知らされました。
本腰を入れて、ライフガードがいなくても安心安全に遊べるようなビーチを創造し、海をひとりひとりが安全に楽しめる文化づくりをリードしていかないといけないと痛感しています。
海の楽しさ・怖さの両面を感じてもらえる海遊びプログラムを開催することで、子どもたちに”自分の身は自分で守る”という考え方が根付くきっかけとなり、大人になってそのまた子どもたちに伝えていくサイクルができることが文化づくりにつながると考え、昨夏のプログラムを主催しました。
改めて、昨夏のプロジェクトに込めた想いは大きくふたつです。
「今夏、地域の子どもが楽しく安全に遊べる場をつくること。つまりそれは、親御さんや教育関係者の方々が安心して子どもを海に連れて行ける、送り出せる環境をつくること。」
「地域の子どもたちに海を楽しく安全に遊ぶことを伝えていくことは、次世代の鎌倉の海の安全を考えることであり、ライフガードのあり方を見直していくことにも繋がる。」(以上、抜粋)
次世代に繋いでいくためには今後も継続していく必要がありますが、海遊びに参加するご家庭の負担だけでこれを運営していくことは海で遊ぶことのハードルを上げることにもなり、目指す方向性とは異なります。
鎌倉の海を愛する皆さま、また我々の想いに共感してくださる方々にクラウドファンディングへの支援という形で海あそび、そして未来の文化づくりにご協力いただきたく、本年もプロジェクトを立ち上げました!
【具体的なプログラム】
1.出張ライフガード
海水浴場には毎年、幼稚園・保育園のカリキュラムの一環として、多くの園児たちが水遊びに訪れます。
海水浴場非開設となった昨夏「安心して海