「障がいがあっても地域の中で暮らす」ための建築工事。

「障がいがあっても地域の中で暮らす」ための建築工事。
放課後等デイサービスと生活介護の多機能型施設の建築にあたって、施設が田んぼの真ん中になりました。周囲に用水路があり子どもたちの生命、安心安全を守るためには門扉と外周にフェンスが必要になりました。その工事代650万のうち300万の支援をお願いしたいと思います。

はじめに最上公園の桜の下で

こんにちは❕ 私たちは『特定非営利活動法人くれよんはうす』です。
私たちは山形県新庄市で、障害のある児童や大人の方々と一緒に次の事業を行っています。

①放課後等デイサービス・児童発達支援事業…あおぞらはうす、くれよんはうす、にじいろはうす

②生活介護・就労継続支援B型事業…そら、さくらはうす、あとりえ・くれよん(新設)

③共同生活援助事業…グループホームくれよんはうす

④相談支援事業……相談支援事業所こころ
市民プールにて
このプロジェクトで実現したいこと

私たちの法人は、1999年(平成11年)に自閉症のある子どもたちの保護者が”自分たちの子どもにも遊び場が欲い”との願いから始まりました。その時は保護者が交代で子どもたちを見ていましたが、保護者も仕事があり大変な苦労をしました。そして、2001年(平成13年)5月、保護者の方々が「障がいを持つ子の学童保育所くれよんはうす」を立ち上げ、障がいのある子どもたちにも放課後支援が始まりました。その2年後、支援費制度の施行により児童デイサービスへの移行、それに伴い「特定非営利活動法人くれよんはうす」を立ち上げました。自立支援法、総合支援法の施行があり現在に至っています。

開設当初は7~8名でしたが、現在では各事業所に約15.6名の方々が在籍をしており、総勢70名を超えてきました。

今回、新施設の建設に踏み切った理由の一つとして、施設での安全面に関する課題がありました。今まで賃貸していたくれよんはうすは2階にありました。災害が起きたとき、歩行できない子どもたちを2階から 安心・安全を確保しながら避難させることは大変困難であり、子どもたち職員の生命の危険性を伴いました。

東北大震災時は電気が止まり階段昇降機が使用できなくなり、子どもたちや職員を安心して避難させることが難しくなる経験をしました。その時の経験がとても強烈で、避難訓練を行う中で工夫を重ねてきましたが、歩行困難な方の人数が増え避難の難しさを痛切に感じていました。

こうした課題を解決するために、子どもたちが安心して生活できる場所を提供したいとの願いにより、新たな施設の建設に踏み切ろうと思いました。

新たな施設の建設にあたって、門扉と外周のフェンスを取り付けることになりました。施設は田んぼの真ん中に位置し、外周に用水路があり落ちると生命の危険や怪我をしてしまいます。また、道路に面しているため、万が一飛び出して事故が起きる可能性もあります。そのような危険から利用者さんや子どもたちを守るためにも、門扉、フェンスの設置はとても大切になります。今回はその門扉、フェンス設置にかかる費用の資金面での援助を皆様にお願いしたいと考えています。

資金の使い道

建設資金  1億7千万円(新庄信用金庫・日本政策金融公庫借り入れ)

門扉及びフェンス 約650万円

門扉及びフェンスの一部に充当したいと思います。
実施スケジュール

2020年6月 外構工事開始

    9月 基礎工事開始

   11月 建設工事開始

2021年3月 建物引渡し

   4月中旬引っ越し開始

   5月初旬事業開始 外構工事(駐車場等整備)

   6月初旬 外周フェンス工事 開始

2021年10月 中旬リターン発送

リターン

〇私たちの個性豊かな作家さんたち(!?) が描き上げた世界で一つしかないカレンダーを制作してお届けいたします。どうぞお楽しみにしてくださ い。

〇作家さんたち(!?)の絵 が描かれているお礼のお手紙