ある日突然、歌声を失ったオリコン1位アーティスト「MEGARYU」RYUREX 初著書『何度だって生き直せ』を激動の今、多くの人に届けたい!

ある日突然、歌声を失ったオリコン1位アーティスト「MEGARYU」RYUREX 初著書『何度だって生き直せ』を激動の今、多くの人に届けたい!
メジャーデビューからわずか2年で音楽シーンを上り詰めたレゲエユニット「MEGARYU」のボーカル・RYUREX。そんな人気絶頂の中、喉の病で歌声を失い、生きる目的やビジョンを見失ったアーティストが、いかにして次の人生を再始動したのか──。 激動の今、先が見えずに立ち止まっている人、これまでの働き方を変えざるを得なくなっ...

必要はありませんし、これまでの自分を否定するわけではありません。さまざまな可能性に目を向け、新しい自分として仕切り直してみてほしいのです。

自分の未来を決めるのは、自分だけです。

生き直すことができると気がついたことで、僕は今、家族や多くの仲間たちと納得のいく毎日を自分らしく過ごしていると胸を張って言えます。

もし僕が「どん底」に落ちたとき、古いこだわりにしがみついていたら今の僕はいなかったと思います。

「自分の中の絶対」を失くしたとき、人はどうやって「どん底」から立ち上がり、どうやって自分の人生を切り開いていけるのか。

本書で僕の体験から次の3つの大きな柱を打ち立てています。

 1. 自分が何者かを知る
 2. 自分なりの基準を持つ
 3. 意味のある選択をする

1つめは自分のアイデンティティを知ること。「自分が何者か」を認識するところからすべてははじまると思っています。何ができるのか、何が好きなのか、何で稼ぐことができるのか。それらを洗い出してみること。

2つめに挙げた、自分なりの基準を持つことも大切です。僕の場合は何事にも「ダッセェか、ダサくねぇか」、自分の心がどう感じるかを判断基準にしています。もちろん、ベクトルの向きはいつでも自分。自分の放つ言葉や自分のする行動のひとつずつすべてに、「それってダッセェことじゃないか?」といつも疑問を持つようにしています。

3つめは、意味のある選択を心がけるのも〝次の一手〟を打ちやすくするためにマストなスキルです。「便利だから」と役に立つ選択を考えるのも大事だけれど、「好きだから」と意味のある選択をするほうが、多くの場合、人の心は大きく動くものだと思います。

そして、3つの柱をベースにして、どの章をどこから読んでもこの3つの柱のことを意識できるような本にしました。

そうやってできたのが、全6章立てとなる本です。

〈目次〉
【第1章】何度だって生き直せ
 ・歌手が歌えなくなった「意味」を考える
 ・動き出さないことのほうが大きなリスク ….etc

【第2章】こだわりを捨てろ
 ・俺はいいけどYAZAWAがなんて言うかな?
 ・仕事にこだわらず、働くことにこだわれ ….etc

【第3章】応援される人間になれ
 ・結局、「誰を、どうやって、助けたいか?」
 ・君の存在に、どんな意味があるか? ….etc

【第4章】ものごとの本質に気づけ
 ・人生にもプロデュース力は大事だ
 ・伝わる量が倍増する「伝える力」 ….etc

【第5章】悔いのない自分を生きよ
 ・「段取ってる人間」だけが波に乗れる
 ・コンプレックスは抱えたまま付き合え ….etc

【第6章】こんな時こそ、動け
 ・「Dカップ」で行け
 ・「大きいこと」より「できること」….etc

僕が人生を生き直そうとしたとき、地元・岐阜の人をはじめ、多くの人たちから本当にたくさんのサポートとチャンスをいただきました。

今から2年前に僕を支えてくれた人たちに何かできることはないかと考え、「世界のタマミヤプロジェクト」を立ち上げました。

「地方創生!岐阜市駅前の飲食繁華街タマミヤを観光地化させるプロジェクト!」と題して、クラウドファンディングで資金を集めて、岐阜県タマミヤ地区を観光地化させ、人が集まる仕掛けをつくりました。

実に多くの人たちのご支援のおかげで、目標は見事に達成しました。クラウドファンディングを行う中で、僕は改めて地元タマミヤの良さを再認識できましたし、この大好きな地元を盛り上げていきたい気持ちが人から