福岡から発信。九州と台湾のお茶を扱うお茶ブランドの挑戦

福岡から発信。九州と台湾のお茶を扱うお茶ブランドの挑戦
日本最大のお茶どころである九州は福岡から、現代生活に合ったお茶のあり方を発信したいと2019年後半にスタートしたXINFUCHA。一歩ずつ成長し始めてきた矢先に新型コロナ。逆境にも負けずに果敢にも2020年に大型商業施設に2店舗目オープン。今回の挑戦では、みなさまに超希少な天空のお茶をお届け!

天神の商業施設にオープンしたティースタンド兼ショップ

予約制のSALONでは目の前で日本茶・台湾茶ともに一煎一煎丁寧に抽出

XINFUCHA LAB (シンフーチャラボ)

福岡県福岡市中央区天神2-2-43 ソラリアプラザ B2F
営業時間:11am-9pm
XINFUCHA SALON (サロン)

福岡県福岡市中央区警固1-15-31
営業時間:1pm-10pm (予約制)

今回のプロジェクトで皆さまからいただいた資金の使い道は
・お茶の仕入れ
・商品作り・発送などのための諸経費

として使用し、もし予想以上に集まった場合は追加リターンを含めて再度報告させていただきます。

そして最後に・・・
XINFUCHAの思いを知っていただけたら嬉しい限りです。

こんにちは。
XINFUCHA代表の頼本(ヨリモト)と申します。
このプロジェクトに興味を持っていただき、そしてここまで読み進めていただき本当にありがとうございます。簡単ではありますが、こちらに最近取材をいただいたものがあるのでご覧いただけると、なんとなくわかっていただけると思いますので、ぜひ一読いただけると幸いです、

先程の記事にも書いてある通り、実は私はもともとお茶関連の仕事をしていたわけでもなく、お茶の仕事をしようとずっと前から計画していたわけでもありませんでした。

家では毎日ハンドドリップでコーヒーを淹れるくらいコーヒーを飲むのですが、それに負けないくらいお茶も飲みます。家には中国茶器や日本茶用の急須、紅茶も家にたくさんありたまに凝った淹れ方をしたりもします。
自分の両親が台湾出身ということもあり子供の頃は家ではお茶ばかり飲んでいて、家には贈り物でいただいた市場には出回らないコンテストの受賞茶などがたくさんあったような環境で、茶に興味を持つというよりも当たり前に生活にある感じでした。ちなみに伯父さんが台湾でお茶を作る会社を営んでいます。

自分の中で現在のXINFUCHAのような業態を意識したのは、14~5年ほど前に海外に行った際にTEAVANAというティーショップに入った時でした。 (10年ほど前に某シアトル系世界的コーヒーチェーンに買収されて現在は単独店舗はありません)

ここ15年ほどで欧米ではティースタンドやティーショップが増えているのは知っていて、コーヒーの次にはお茶が来るだろうから仕事としてやってみようかと考えたことはあったのですが、なかなかキッカケがなかったため実現には至らなかったのですが、2019年に福岡在住の大先輩に福岡発でお茶のビジネスをやろうと誘われたのがキッカケでXINFUCHAを始めるに至りました。

日本国内でのお茶のビジネスはここ10年、東京を中心に日本茶をブランディングして売っていく流れがあり、自分も好きでいろいろチェックはしていたのですが、いざこういう風に自分が携わるとなった時にどこかしっくり来ないところがあることに気づき、それが最終的にXINFUCHAの理念「現代生活におけるお茶の提案」となりました。

私がしっくりこなかったことというのは、お茶を仕事としていこうとしたとき際、知れば知るほど多くのブランドが上澄みの部分ばかりで形式的な提案していると感じることが多かったからです。

全てではないにしても、メディアも日本茶とキーワードが出ると「茶道」「文化」「歴史」というようなキーワードが続き、「伝統をモダンにアップデート」というような自尊心をくすぐるような耳障りの良い方向に持っていく流れが多いとも感じ、その流れに乗じて出てくるブランドの