1店舗へ100食分・1,000円を発注すれば、売上にして10万円となります。
続くコロナ禍で、先行きが不透明な個人店にとって、食べることが応援につながります。
③foodloopの参加飲食店を増やす。
より多くの飲食店が地域にあることで、地域の食文化の多様性や、生産者の卸先の維持にもつながります。
「local food box」は2022年から、定期化、会員化を目標にしています。
食べる側にとっても、色々なお店の味が楽しめるのは、続けて購入し続けるためのモチベーションにつながります。
企画している私たちも、色々なお店とお話をして楽しめることもモチベーションになっています。
美味しい飲食店が地域にたくさんあることで、さらには、観光客の滞在時間や使用金額が増え、経済の循環にもつながります。
④飲食店同士の交流のきっかけに。
飲食店同士がつながることでレシピや料理方法について情報交換をするきっかけになると考えます。
お店同士でも交流が生まれれば、地域の料理のレベル全体が高まりより魅力的な地域になる。
魅力的なお店が増えれば、生産量も増える、という副次的な効果も期待できます。
その結果、地域の中、三浦半島内部での小さな流通が増えることで
⑤三浦半島内での雇用や収入の増加
⑥食文化の多様性と三浦半島の楽しみ方の多様化
につなげることを目指しています。
foodloopが目指す、誰もが主役の未来
「local food box」は、今回の初夏バージョンを皮切りに、2021年は、夏、秋、冬と3回の販売を計画しています。
さらに、「local food box」の販売と連動するfoodloopマルシェの開催や、生ゴミを堆肥に変えるコミュニティコンポストや庭先養鶏との連携、再生プラスチックの回収など、食べて終わりではなく、それぞれの立場で、循環の次に起こることを考えながら行動することで、今まで「ゴミ」と考えていた対象をを減らし、資源に再生し、自然に還す「輪」をつなげる活動を提案します。
・CSA型マルシェ
「foodloop」が信頼をおける生産者に出店を依頼し、生活者との生産者がつながるマルシェを開催します。
・コミュニティコンポスト
マルシェの会場であるAMIGO HOUSEにコンポストを導入しました。
買い物に来る方や、LFBの購入者は利用していただくことで家庭で出た生ゴミが堆肥することを体感していただけます。
いずれ、AMIGO HOUSEではこの堆肥を使って家庭菜園や花壇もつくりたいと考えています。
「ゴミ」と呼んでいるものは実は貴重な資源であり、それらを活用するための方法を実践していきます。
・庭先養鶏
三浦半島で広がりを見せている、庭先自然養鶏。
鶏は生ゴミと食べて、卵を産み、食卓へ返してくれるという、資源の循環をダイレクトに感じさせてくれる「foodloop」の大切な一員です。
集まった生ゴミを、CINEMA AMIGOや僕も自宅で飼い始めた鶏たちに食べさせることで、地域の中でのゴミ削減に取り組みます。
・プレシャスプラスティック逗子(PPP逗子)
プラスティックゴミを粉砕し、溶かし、価値あるプロダクトにアップサイクルするプロジェクトと連携します。
資金の使い道・スケジュール
今回支援していただいた資金は、
・食材の買い取り費用
・飲食店への料理発注 1店舗あたり1,000円*50食=50,000円をお支払い
・取材・撮影費用
・梱包資材手配
として、「local food box」の企画運営費に充当させていた