授業で教わるだけでは足りない、正しい性知識をより多くの子ども達に届けること
2つ目は、子ども達がもつ、生理をはじめとした性のイメージをもっとポジティブなものにしていくこと
です。
またこのREADY BOXは子ども達にわくわくする体験を届けるために、色使いやキャラクターを起用し、ポップで明るい雰囲気づくりを大切にしています。
動画編集:芦田千尋
◆「まずは何から話そう?」「何をきっかけに話そう?」そんな時に使ってほしい
性について学ぶことはとても大切なこと。しかし特に親子間などでは、性をテーマに話すことに恥ずかしさや戸惑いがあるかもしれません。そんな時にこのBOXを子ども達に贈っていただくことで、コミュニケーションのきっかけを作ることができます。
★READY BOXは準備のためのBOXなので、生理がきている、きていない関わらずお使いいただけます!
◆生理についての知識不足
日本の学校では大体小学校の中学年~高学年で生理について初めて学びます。しかしどれくらい詳しく学ぶのか、どれくらいの頻度で性教育をするのかは学校によって異なり、実際のところ初経が来るタイミングで生理についてちゃんと知識がある子ども達の数は多いとは言えません。
すでに初経を迎えている198人にアンケートをした結果、「学校で月経教育を受けたことがある人」は87.8%と多いにもかかわらず、その知識が初経が来たとき「役に立った」と答えたのは22%と少数でした。
※READY BOXにて2021年2月15日〜2月21日までの6日間で、生理についてのオンラインアンケートを実施。230名の方から回答いただきました。
また、初経が来た時はどんな気持ちだったか?という質問では、「びっくりした」「不安だった」「怖かった」「恥ずかしい」といった気持ちをもった人は全体のうちの63.7%であり、その理由として約半数を占めたのは「生理への対処方法をよくわかっていなかった」というものです。他にも「生理の事を全く知らなかった」、「生理が来るのは恥ずかしいと思っていた」、「周りよりも早く生理が来たため仲間がいなかった」という理由が上がっていました。
この結果を受けて、学校やそれ以外の場所でもっと学びの機会を増やし、子ども達が初経をむかえるまでに生理について学ぶ機会を増やす必要性があると強く感じました。READY BOXを通して、性の知識を深めたり誰かと性について話す場ができることで、一人で生理の悩みを抱え込む子ども達が減ってほしいと強く願ってます。
【1stステップ】
クラウドファンディング達成後、まずはできる限り多くのご家庭へREADY BOXを届けることを目指し、ECサイトを製作し一般販売を目指していきます。また同時に、児童施設やひとり親支援、公教育の場等と連携し、さらに多くの必要とする子ども達に届けられるシステムの構築も目指します。
※まずは第一歩として、より多くの子ども達へREADY BOXを届けたいとの想いから、リターンにBOXの寄贈を設計しました。寄贈先は、一般社団法人ひとり親支援協会様、その他関連施設協力の元決めさせていただき、子ども達へ大切に届けてまいります。
【2ndステップ】
子ども達の年齢や性別、シチュエーションのニーズに合わせた内容のBOXや、大人向けたBOXなど、多様な生理BOXの開発を目指します。
【3rdステップ】
将来的には生理の枠をこえ、包括的性教育の普及につながる学習BOXや教材サービスの展開をしていきたいと考えています。例)性的同