もたちが遊べる体育館など。
それらを複合的に備え、回遊性を高めた上で、各スペースで定期的な「展示」「イベント」「インターンシップの受入」を行います。
この空間で、感性と感受性を育みながら、
柔軟な発想・自由なパフォーマンスで、羽ばたいていけたら、と思っています!
■現在までの経緯
お客様の1人からご相談をいただいて、津山市役所に話を聞くことからはじまりました。
仲間を募りながら、「津山市公共施設等の利活用に関する民間提案制度」の提案資料をまとめ、この施設を借り受け、1月の下旬から改修工事をスタートしました。
お金がなく、DIYによるリノベーションをしています。
ただ、「子ども×感性」を考えたとき、
知識のないシロウト仕事はなるべく避けたい、クオリティは保ちたい!
という想いから、大工・塗装・解体など、地域にいる友だちの職人さんにお願いして、「道具と原材料を揃え、職人に教わりながら一緒にDIYしていく」というスペシャルな方法で施工しています!
市をまたいで、手伝いに来てくれる人たちも少しずつ増えています。
また、本プロジェクトは、岡山県立大学デザイン学部 畠和宏研究室にご協力いただいてます。
建築デザインや製図をはじめ、什器制作にいたるまで、大学生が作ってくれています。
連日、工事を進めていく中で、学生さんをはじめとして地域内外に限らず、様々な世代の仲間が増えていく実感があります。
■プロジェクトを立ち上げた背景
子どもが生まれて、父親になったときから、ずっと感じていたことでした。
私の子どもだけではありません。
地域に暮らす子どもたち、これからを生きていく子どもたちに、何を残すことができるんだろう。
見通しの立たない社会の中、子どもたちに残せることは何だろう。
ずっと考えていました。
――そして、
新型コロナウィルスが訪れ、「0から1を生み出す力」の重要性を痛感しました。
これからを豊かに生きていくため、
「感性」と「感受性」をお互いに刺激し合える、そういうものが残せたら。。
そんなときに出会ったのが、
長いあいだ廃校になっていた保育園(旧津山市立東幼稚園)でした。
住宅街の中にあって、近隣の子どもたちの声は聞こえるのに、保育園内はがらんどうで、しんと静まり返っている。利活用をずっと待っているように感じました。
どんな建物よりも、子ども向けに建てられた空間。
すっきりと区切られた各スペース、自由度の高い運動場と雨天を凌げる遊戯室。
しかも人口減で廃校したのではなく建て替えただけなので、まわりには子どもたち、ファミリー層がたくさん住んでいる。さらに、徒歩3分のところには、県北屈指の常設アートギャラリー「PORT ART&DESIGN TSUYAMA」があり、歴史ある出雲街道が通っている。
そこには、子どもたちが、感性・感受性を育むための素地が揃っていました。
もう、子どもたちの賑やかな声が聞こえてくるようでした。
「この空間に、ソフトを入れられたら!」
わくわくして、すぐに廃校の利活用に手を挙げました。
ここで「こども×感性」をキーワードに、感性と感受性の育める空間を、と旗を立てたところ。続々と、申し込みがありました。
・2019年バンコク国際版画トリエンナーレなどで受賞歴のある芸術家 山田彩加さん
店舗名:Arts and Prints L’atelier de l’esquisse アトリエ・エスキス
・ウェルネスをテーマに、健康プログラムと子どもと大人が過ごせ