アダルトチルドレンのために自立支援型シェアハウスをやりたい!

アダルトチルドレンのために自立支援型シェアハウスをやりたい!
親に貯金や給料を押さえられ、いつまで経っても一人暮らしのための資金が貯められない。 そんなアダルトチルドレンの脱出先として、シェアハウスをやることにしました。将来的にはご自身の力で生活していくことを目標にしつつ、オーナー同居型シェアハウスで「他の家ではどうなのか」を体験いただこうと考えています。

機能不全家庭・アダルトチルドレンをいうものをご存じでしょうか

とても乱暴にざっくり説明しますと、親が親として機能していない家庭を、機能不全家庭と言います。

機能不全家庭で育った子どもは子どものうちから大人の役割を担う必要があり、本来ならば未成年のうちに家庭から学べることを学べないまま育ち、心の中に子どものままの自分を抱えて大人になってしまいます。

結果、「自分というものがなにかわからない」「親と社会の価値観の差で板挟みになる」などから生きにくさを抱えているのがアダルトチルドレン(以下AC) です。
解決したい社会問題

私自身もACで精神的虐待・金銭的虐待・教育差別・少々の身体的虐待を受けましたが、私の場合は親から物理的に距離を取ることで、絶縁せずとも共存できるようになりました。
私が親元を離れることができたのは、運良く定職につくことができ、クレカでまとまった金額を借りることができたからです。

私は借金して親から離れたのです。

しかし世のACには、二次障害を抱えていてカードなどを作ることが難しい方もいらっしゃいますし、親に給料まで管理されていて逃げられない方もいらっしゃいます。

そこで、自分の力で生きていくことを考えているACが、まず第一歩として「親から物理的に距離を取る」ことのハードルが下げられるよう、シェアハウスをやろうと考えました。
-どんなシェアハウス?-

物件の場所は京阪神南部エリア。
駅は徒歩18分と遠めですが、自転車があればどこにでも行ける平坦地で、バスも本数が多く不便はありません。
繁華街からも離れており、公園や学校の多い、市役所が徒歩圏内の落ち着いた住宅地です。

入居は「親から離れて自分の力で生きていきたい」と考えられており、自分の生活に必要なものを自分で用立てようとなさっている方ならOKです。

「親から物理的に距離をとる意思はあれど、お金がないという方のハードルを下げる」というコンセプトから、敷金礼金なし、保証人・保証会社不要。
補償金として家賃の1ヶ月分を考えておりますが、家賃・補償金とも入居者の状況に応じて相談に乗ります。

オーナー一家の生活は「こういう生き方・価値観もあるんだ」という一例を体験頂くに過ぎません。
親と付き合いするか絶縁するかは個々の事情によりますので、オーナーから選択を迫るようなことはいたしません。
シェアハウスのルールは、親御さんから一般常識を学ばせてもらえなかった方でもわかりやすいよう明文化いたします。

生活保護を受けたり障害者手帳を申請される場合、手続きに支障が出ない契約書を作成いたしますし、例えば既に認定・受給されていても障害や、あるいは属性を理由に入居をお断りすることはございません。
オーナーの休日と合うならば、公的機関への同行支援もいたします。
シェアハウスの計画段階から、社会福祉協議会とも繋がりを作っております。

家賃は共益費込みで4万円以内を予定しており、ご自身が生きていくためにどの程度の費用を要するのか知っていただくため、光熱費や通信費は人数で割って請求いたします。

オーナーと直接またはWebで面談をしていただき、将来的に自立する意思があるか、他の入居者と共同生活ができそうかを判断したうえで、入居を決定いたします。

このプロジェクトで実現したいこと

体一つで逃げてきても生活ができるよう、シェアハウス入居者の各居室に家具などを一色揃えたいと思っています。

私も夫も目の前のことを一つずつやっつけていく能力はありますが、金銭面において計画的に調達する能力が低い