丹後のモノづくりを100年先へつなぐ!オープンハウスイベントを開催したい!

丹後のモノづくりを100年先へつなぐ!オープンハウスイベントを開催したい!
丹後のモノづくり現場をリアル&オンラインでオープンし、多種多様な人々の交流を促進することで、産業が持つ技術やノウハウのポテンシャルを引き出し未来へとつなぐ、そんなオープンハウスイベント「DESIGN WEEK TANGO 2021」の開催に向けてのご支援をお願いします!

はじめに・ご挨拶

こんにちは、「DESIGN WEEK TANGO 2021」プロジェクト発起人の北林 功・川那辺 保伸です。京都府北部に位置する「丹後(たんご)」という地域をご存知でしょうか。日本三景の一つである天橋立(あまのはしだて)があり、夏は海水浴やマリンスポーツ、冬はカニや温泉が楽しめる、そんなレジャーとしてのイメージをお持ちの方は少なくないかもしれません。

実はこの丹後地域、世界でも有数の「モノづくり産地」でもあるのです。例えば、丹後ちりめんをはじめとする織物業。2020年には丹後ちりめん創業300周年を迎え、今現在も織物業は約650社存在し、世界のブランドとのコラボレーションや最先端の織物開発も行われています。また自動車部品を主とした機械金属産業も盛んで200社を超える町工場があります。そして、豊かな自然が育む、日本有数の美味のお米や野菜・果物などの農作物・海産物など「食」のモノづくりも盛んです。しかし、時代の変化と共に従来の市場規模は大幅に縮小し、さらに昨年からのコロナ禍も重なり、丹後のモノづくりは今、困難に直面しています。

これまでそれぞれの職人たちが積み上げてきた技術や知識を未来へとつなぎ、丹後のモノづくり産業を元気にしたい!そこで私達はそんな想いから「100年先につなぐ、丹後のモノづくり」というビジョンを掲げ、DESIGN WEEK TANGO 2021 の開催を決めました。

丹後ちりめんの織物工房訪問 @丹菱
このプロジェクトで実現したいこと

DESIGN WEEK TANGO 2021は、2021年6月24日(木)〜6月27日(日)に開催予定。丹後のモノづくり現場をオープンし、業種、職種、立場、年齢、国境を超えた多種多様な人に、モノづくりを軸にした交流を通じてたくさんのアイデアやインスピレーションを与え合う、そんな機会の創出を目指すプロジェクトです。コロナ禍での開催を見据え、オンラインによる工房・工場見学にも取り組み、地元丹後の方々はもちろん、距離を超えて日本全国、そして海外にも丹後のモノづくりを発信することで、新たな可能性を探ります。

サブテーマは「Beyond the Distance」。距離や隔たりを超えて、これまで知らなかった丹後のモノづくり現場へ、リアルまたはオンラインでたくさんの人が訪れ、現場の技術や知恵に触れ、未来へとつなげる、そんなプロジェクトにしたいと考えています。

むちゃ振り大歓迎!丹後のモノづくり集団たち

丹後のモノづくりは、実は非常にレベルが高い技術を誇る会社が多く、例えば丹後ちりめんには、シルクを扱うことにかけては日本一、いや世界一といっても過言ではないノウハウや技術があります。また通常の織物は、経糸と横糸の糸の素材・色と染色技術の掛け合わせによって生み出されるものですが、丹後の織物は、そこに糸に撚りをかけて縮ませるという独特な技術を持っているため、完成する織物の可能性は無限に広がります。機械金属業も、世界最先端の機械を有する工場も多く、あらゆるオーダーや要望に対応できる環境が整っています。「こんなことはできないか」「あの技術をこの分野に応用できないか」そんなお声や、むちゃ振り大歓迎!そんな会話が、丹後のモノづくりのポテンシャルを更に引き出し、新たな未来を切り開いていくと私達は考えています。

DESIGN WEEK TANGO 2021 参加企業一覧

織物業・機械金属業・木工業・農業など合計21ヶ所、様々なモノづくり現場がオープンします。

【京丹後エリア】
谷勝織物工場(