と一息つくために「お茶の時間」があるのは日本古来の文化でもあります。
お茶をおいしく淹れるのには温度が重要です。
うまみ成分と渋みの成分の両方をおいしく引き出すには
「60~70℃のお湯」で入れるとよいです。(人数分の湯飲みに沸騰したお湯を入れて、そのお湯を茶葉と急須に入れて注ぐとちょうど良いです)
スイーツにお茶を使う場合には、
高温で加熱すると抗酸化力の高い「エピガロカテキンガレート」という
緑茶だけに含まれるカテキンが壊れてしまう恐れがあります。
そこで、お茶の粉末をまるごと加熱せずに入れることが大切だと気付きました。
試行錯誤、3か月に渡り20回以上に及ぶ試作をして、ホワイトチョコレートとバタークリームを合わせて粉末の煎茶を独自の配合で練りこみ、風味を最大限に引き出すことに成功しました。
抹茶ではなく、煎茶を入れることで最後に香る煎茶ならではの清涼感が際立つようになりました。
こうすることでお茶の持つ栄養素や酵素を壊すことなく
風味をたっぷり詰め込んだクリームができました。
製作には無農薬お茶栽培の
「山平園」さんのご協力のもと、お茶のレーズンサンドを何度も作りました!
山平園さんホームページ
山平園さん4代目5代目!(イケメン(笑))
お茶畑の清涼な感じを
レーズンサンドにしてお茶の香りを存分に詰めました!
クッキー生地にはアーモンドパウダーに煎茶やほうじ茶の茶葉を練りこむことで
よりお茶の風味を感じていただけます。
クッキーの形も茶葉を思い出す形に改良し、持ちやすくお手頃感もあり、おいしく感じるサイズにしました。
この「茶~ずんサンド」は私たちだけが作るだけでなく、いろいろなお茶屋さんのお茶を使って
お茶産地のお菓子屋さんにも作ってもらい、お茶文化の継承を盛り上げていただきたいと考えています。
1個づつ検品
それには一般のお客様からの意見も反映していくことが大切だと考え、
たくさん試作をしてたくさんのお客様からお声をいただきました!
茶~ずんサンドの感想
当初は形を丸形にして、クリーム多めにしていました。
「食べづらい」
「クリームが多い」
「レーズンが甘い」(ラムレーズンをたくさん入れていた)
などのご感想をいただき、
改良に改良を重ねていきました。
減農薬の国産南部小麦を使い、有機アーモンドパウダーに
茶葉を入れて、
クリームには煎茶と北海道産バターを使うところは譲れないポイントです。
クリームを作る際には
まるで絹のような滑らかさにバターをホイップ状にするところは
長年の経験からなせる業でもあります。
改良後にいただいたご感想をご紹介します。
「外側のクッキーがしっとり、しかもしっかりしていておいしいです。
甘すぎず、後味がよくおいしいです。バターの味がよく出ていてコクがありおいしいです。
中略
・ラムレーズンの量はちょうどよく、クリームが多く感じました(まだ多かった(;’∀’))」
富士市 M様
「(前略 )
抹茶の風味が良く、バターと混ぜても存在感を失わず、又クッキーとの相性も良かったです。
抹茶の味が好きでない息子(8歳)も「この抹茶はおいしい」と1つ食べていました」
※抹茶だけではなく、煎茶の割合を多めに入れています。
静岡市 R.S様のご家族様
「抹茶 グレードアップしてます(パチパチ)
口に入れた瞬間、抹茶の味、クッキーもしっとりして抹茶クリームととてもよく合っていました。
抹茶クリーム なめらかになった 食べや