不登校経験者が運営するカフェ。自立に向けて奮闘する子どもたちを応援してください!

不登校経験者が運営するカフェ。自立に向けて奮闘する子どもたちを応援してください!
不登校経験者の子どもたちがカフェを運営しています。接客、調理、広報、環境整備…。全て子どもたちが一生懸行っています。コロナ禍の中で苦しい運営を強いられており、子どもたちに充分なお給料を支払えていないのが現状です。自立に向けて日々奮闘している子どもたちに、温かな支援をお願い致します。

はじめに・ご挨拶

はじめまして。「cococafe 心風流」(ココカフェ シンプル)(以下心風流)です。
私たちは、滋賀県の北部に位置する余呉町で古民家をリノベーションしたカフェを運営しています。
「心風流」のHPはコチラ

ここで働くスタッフは、全員が不登校経験者です。山を一つ越えた集落にある
「特定非営利活動法人子ども自立の郷ウォームアップスクールここから」(以下ここから)の卒業生や、在校生たちが毎週一生懸命営業しています。
「ここから」のHPはコチラ
我々が感じる社会課題と解決策

■不登校(経験者も含む)の子どもたちの就労支援
子どもたちが生活の大半を過ごす場所は学校や家です。ですが、不登校になってしまう子どもたちは、そうした場所で安心して過ごすことができず、調子を崩してしまいます。そんな子どもたちが、自然の中で仲間と共に生活をし、少しずつ自信と元気を取り戻していける施設「ここから」を運営しています。
在校歴が長い子どもおり、20代前後の若者も「ここから」で生活しています。若者の中には無所属の子もいます。これまで学校に行けなかった。就労の経験もない。そうした子たちが社会進出を目指し、就労を始めるのはかなり厳しいものがあると感じています。そこで、「ここから」の次のステップとして緩やかに働ける場所(「心風流」)を提供することで、就労の為の練習をすることができ、不登校の子どもたちの就労支援に繋がればと考えています。

■高齢者地域で若者が地域の担い手に
「ここから」「心風流」のある滋賀県長浜市余呉町は高齢者が進んでいます。令和2年10月の統計では、人口の42%が高齢者。長浜市内で6番目に高齢化が進んでいる地区であることが発表されています。少しでも地域の方の手助けになればと「心風流」スタッフが地域のイベントに参加したり、奉仕作業や除雪活動を手伝ったり、自治会の集まりの時にお弁当を作ったりしています。元気な高齢者の方が多く、「心風流」スタッフが地域の方に支えてもらうことも多いですが、ゆくゆくは「心風流」という存在が地域住民の方の支えとなれるよう、日々奮闘しています。

「心風流」の取材をしていただきました。(リンク先:中日新聞様)
<ふるさとのたからもの> (14)cococafe 心風流(長浜市余呉町菅並):中日新聞Web (chunichi.co.jp)

「心風流」の営業を始めた理由

「心風流」の紹介動画はコチラ 動画提供:特定非営利活動法人STUDIOこほく 様

心風流は先ほど説明した通り、スタッフ全員が不登校経験です。スタッフは全員ここからの卒業生や在校生です。ここからでの生活にも慣れ、社会に出ていく力が少しずつ蓄えられた若者に対し、緩やかに働ける場を提供できないか?と、いう思いがありました。そんな折、余呉町菅並の休止施設であった体験型観光施設「妙理の里」の空き施設をお借りして、カフェをオープンさせました。
誰一人飲食業界で働いた経験者はおらず、試行錯誤しながらのスタートとなりました。

大自然の中にポツンと昔ながらの古民家があります辺りは山。菅並は豪雪地域でもあります。

私たちのモットーは「なんでも自分たちでやってみる」事です。古民家のリノベーションや、店舗周辺のハンモック作り等…すべて自分たちの手で行いました。
リノベーション前の心風流しかし、作業は容易ではなく、上手く行かない事がたくさんありました。そんな時、地域に住む方々が「これはこうした方がええで。」「こんな風にしたらどうやろうか?」と、たくさんのアドバイスを下さいまし