はじめに・ご挨拶
みなさんこんにちは。
プロジェクト責任者である私木村は、現在29歳の会社員で、今年の9月からケンブリッジ大学のMBAに進学予定です。
私は高校三年生の時、自身が父の病気によって仕事を続けられなくなってしまい、自らの希望とは関係なく学費の安い大学への進学が決定されてしまう状況にありました。
しかし、「絶対に自らの境遇に言い訳せず、後悔のない人生を送りたい」と強い信念をもち猛勉強に勤しんだ結果、東京大学に奨学金を得て入学することができました。そしてその経験から、「正しい努力によって、自らの人生は切り拓けていける」という成功体験を手に入れ、さらに努力を継続した結果、今年ケンブリッジ大学のMBAから合格を手にすることができました。
今後はMBA進学前より起業し、 『人生を変えたいと思う人々に、自らの努力によって人生を好転させる機会を創出する』ということを人生のテーマに、学生向けのキャリア支援サービスを展開したいと考えています。
このプロジェクトで実現したいこと
高校生向けのキャリア形成支援Webメディアを作成します。
(作成中のホームページ)
現在、高校生は、「将来の準備をするにあたっての情報が不足している」という課題に直面しています。
高校生は大学選択という、自らのキャリアを大きく左右する重要な意思決定を行う必要があります。しかし、高校生が将来のことを相談できる人は多くの場合、親か学校の教師に限定されてしまいます。
その結果、「世の中にどんな仕事があるか」、「どんな仕事をやってみたいか」など、自らの将来を深く考察する機会が十分でないまま、自らの進路を決定しなくてはならないという状況になっています。
この現状を変えることで、高校生がやりたいことを発見し、主体的に自らのキャリア形成を行なうことをサポートしたい。それがこのプロジェクトで達成したいことです。
具体的には、社会人の方が、自身の業務や仕事のやりがい、キャリア選択の理由など記載を投稿できるプラットフォームを作成し、その投稿を業界別で分類し、高校生が興味のある業界・会社に関する情報にアクセスできる体制を構築したいと考えています。
社会人の方は、投稿をすることでアマゾンギフト券などのインセンティブを獲得することができます。
この事業のマネタイズは、プラットフォーム内に大学や企業の広告を設置し、そこからの広告収入を得る想定です。
(あくまで高校生支援がゴールのため、過剰な広告掲載はできないよう、広告枠の数は制限する予定)
プロジェクトをやろうと思った理由
プロジェクトを開始した理由は、高校生に対し自らの人生のゴール設定をするための機会を創出したいと考えたためです。
現在、既に多くの方が「日本の終身雇用は崩壊する」という主張を聞いたことがあることかと思います。
2020年には、トヨタ社長でも終身雇用を守ることの難しさを明言したことが話題となりました。
日本の従来型の「ロールモデル」は長期的に見るともはや実現不可能であり、将来仕事に就く現在の学生にとって、「とりあえず有名大学に入って大企業で働く」という進路選択が、個人の幸福の追求としては、最適な選択でない可能性が高くなっています。
さらに昨今では、複数の研究によって、若年層の価値観が多様化していることが指摘されています。こうした背景を踏まえると、現在の学生は「他者が決めたゴール」を追い求めるのではなく、「自分が納得するゴール」を設定することが必要と考えています。
私自身、高校生の時には、自分自身のゴールを決め